こんにちは！おさかなファンのための専門ブログ「ココロ社のノート」です。今日は魚道の話です。
近年、ダムの建設によって、魚が卵を産みたいと思って上流に戻っても、ダムのところで足止めをくらったりしてタバコをプカプカ…これは人間にたとえると、「久々に嫁でも抱こうかという気になって家路についたのに、電車が止まっていて帰れない」というのと同じです。なんかこのたとえだと辛さが伝わってこないな…まあ細かいことはいいです！ズボンの裾がちょっとほつれているくらいの方が、母性本能をくすぐってかわいいのです！
とにかく、魚たちは困ってるのか困ってないのかよくわからんが、ここで魚道が華々しく登場！ダムの上流に行くための魚専用の道です。しくみは簡単。階段状になっていて、魚はそこで休み休み上の段に上っていくのです。面白いのは、高度は徐々に高くなるのですが、移動の向きが下流に向かっているのです。「これで本当にふるさとに戻れるんだろうか」と不安に思いながら上へ上へ泳ぐ魚たちに萌え！自分の迷い多き青春時代を重ねてしまいますね。「とりあえず１日１０時間勉強しているが、なんかむしろ疲れで学力下がってるんじゃないの？特に数学…」とか、そんな青春時代を思い出させてくれる甘酸っぱい施設、それが魚道です。
写真は奥多摩の白丸ダムで撮りました。最寄り駅は鳩ノ巣です。鳩ノ巣って、名前も可愛らしくてステキ…ウフフフフ…
白丸ダムで検索してたら、2003年に新鉱物「東京石」というのが見つかった、と書いてあったのですが、詳細はどこにも書いてない…しかしド素人のぼくは、残念ながらあっても気づかず口笛を吹いて通り過ぎるのみだと思います。
奥さん、魚道ですよ！
