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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

ニッチさに痺れる!『白い恋人』のテーマパーク

みなさん、北海道の名物というと何を思い出します?…ん?六花亭のバターサンド?ふーん…でもあれすごく太ると思いますよ。そもそも、バターは塗るものであってサンドするものに非ず!ということで、鼻息も荒く、ススキノから地下鉄に揺られて『白い恋人』のテーマパークに行ってきました。前日はキャバクラに行ってカプセルホテル(&隣のいびきが最高潮)で寝るという、天国から地獄みたいな感じだったのですが、キャバクラで「明日は白い恋人のテーマパークに行くんだよねー」と言ったら、「何それ!うけるゥ〜!」と言って笑われました。今がもし江戸時代で、ぼくが侍で彼女が町娘だったら、ぼくは彼女のことを刀でスライスし、豚と偽って市場で売るところですが、今は平成の世、そしてキャバクラ嬢はぼくの膝の上に乗っていたので、笑うとキャバクラ嬢が揺れ、ぼくも揺れる。つまりは、地元の人にも知名度がイマイチであることを説明したかっただけです。話を進めますね。



▲地下鉄の宮の沢という駅を降りて、特に何もない住宅地を歩いていくと、場違いにメンヘルチック…じゃなかったメルヘンチックな建物がお出迎え。



▲中も庭園みたいになっていて愛らしい。


入場料を払うと、切符といっしょに白い恋人1つを与えられ、それを握りしめながら歩き回るのですが、まずチョコレート関連の博物館みたいなところから。

▲パッケージが並べてあったり、カップが並べてあったりします。しかし男にはわからない世界。



▲人形+立体映像の組み合わせで、チョコレートの製造工程の説明をしてくれます。出演している男児が「チョコレートを作る側よりも食べる側になりたい!人に指図される暮らしなんてまっぴらゴメンだ!」とか言ってそうですが、自分で考えて生きるのも、それはそれで大変なので、指図される暮らしも悪くないですよと教えてあげたいです。



▲あと、意図がわからないのですが、古今東西のオモチャの展示もあります。マトリョーシカとかもありましたが、可愛さゼロのオモチャなんかもたくさんあるので、子供たちのオモチャ離れを促進し、学力増進を助ける効果があるのではないか、と思いました。


そして…このテーマパークのメインは、何と工場見学!しかも上から常時監視状態で、資本家気分を満喫できる仕掛けになっています。ウン、みんなマジメに働いてとるな!ワッハッハ!

▲上の絵にも注目!にぎやか感を演出するために、ゆかいな人たちのイラストが描かれています。しかし、工場で仕事している人にとっては目障りでしかないのかもしれません。さらに問題なのはこれです。

▲常に顧客に監視されながら働いている工場の人のモチベーションが下がるようなこのビローン…いかがなものかと思いました。


しかし、工場の人はすごかった!

残り時間で言うと14秒のところに注目!
おばちゃんが一瞥しただけで「このクッキーに異常あり!」と気づいて抜き取ってます。なんてスキルフル!まあ、家に帰ったら息子が鼻水を垂らしながらDSで遊んでたりするんでしょうけど、そんなドラ息子にこの映像を見せてあげたい。「そのゲーム、おかあちゃんがどれだけ大変な思いをして稼いだ金で買ったかわかるか?」と問いかけ、たたみかけるように「お前はここから生まれたんじゃああ!」と教えてあげて泣かせたいですね。


しかし、工場をまるごと見せてしまうというのは、衛生状態に自信があるからこそできるんでしょうね。中の人はずっと見られて大変でしょうけど。不二家もこういう感じのテーマパークを作ったらイメージがよくなるんじゃないかと思いました。