磯崎新の『建築における「日本的なもの」』のダイジェスト版&きれいな図版がついた版ともいえるお買い得な一冊。
再建する前の、大昔の、高さが48メートルもあったころの出雲大社のイラストが入ってるんだけど、雑誌の中でも迫力が伝わってくる。すごい建物。
で、式年遷宮を終えた直後の伊勢神宮の写真を見るとポカーンとなる。ピカピカなんだけど、形式としては1300年続いている不思議な建物。ま、1300年も続くわけないんだけど…
ぼくみたいな建築初心者には大変ありがたい特集だった。
あ、でもタイトルみたいに「読みかえる」っていう感じはあんまりしなかった。もっというと「読みかえる」のって、ちょっとだけニガテ。