本
こんにちは。8月12日に『がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル』を出します。いままで鍛えることが難しいとされていた「忍耐力」にスポットをあて、その養成を狙った本なのですが、本の告知だけだと記事としてのお得感がゼロなので、このたび開…
こんにちは。 11月20日に、ちょっと変わった本、というか、変わった本にしたのはわたしの責任なのですが、紹介をさせていただきたいと思います。超★ライフハック聖典 〜 迷えるアダルトのための最終☆自己啓発バイブル作者: ココロ社出版社/メーカー: 技…
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、7月2日に、『クビにならない日本語』という本が翔泳社さんから出ます。 タイトルどおり、サラリーマンとしてまったり暮らすための処世術の本です。 まあ、コミュニケーションスキルを適度に磨いていれば、自…
日本の国立博物館の中でもひときわ異彩を放っていることでお馴染みの九州国立博物館。太宰府天満宮のすぐそばなので、中洲とかでローションまみれになる時間があるんだったら是非とも訪れたいところですが、ここに常設展示してある『針聞書』が、小粒ですが…
「世界10大小説」という記事が流行しているようなので、ぼくも便乗して世界5大小説を挙げたいと思います。 キリストノミコト 時は明治。仏教を撲滅し、国家神道の浸透をダメ押しするため、明治新政府の切り札として投入された変態仏師・円艶。彼は円空が日…
久しぶりに本屋に行ってとても感激しました。ミステリー小説が、いつの間にか新しい形態に変わっていたからです。ちょっと前まで、ミステリー小説と言えば、ページをめくりながら謎解きをしていくものでしたが、これからは、「その本が世に存在すること自体…
「近代isフィクション」的な話って、もう聞き飽きたよ…と思っていらっしゃる方も多いと思います。たしかにそうなんですが、学問の現場では、そのフィクションの詳細の研究が今なお丹念に行われているし、そもそも、年老いてなお、知性不足に悩める人たちに「…
絶版になって探していたのですが、めでたく文庫化された渡部直己の『不敬文学論序説』。最近読み終わったので感想です。不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫)作者: 渡部直己出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含む…
この本のターゲットは「かすかに残るニューアカの残り香を嗅ぎながら大学時代を過ごすも、没頭するには至らず、押し入れの中にデリダやドゥルーズの本がしまってある30代のサラリーマン」かなぁ…ということで狙い撃たれてしまったのですが、デリダとかボー…
もともと小説があんまり好きじゃないというのもあると思うのですが、最近、面白いと見せかけて面白くない小説が多すぎです!面白人間と目されている人が、いざ筆を執ったら、なんか大文字の「文学」を信仰しているような筆遣いで書いてるのがまさかって感じ…
こんばんは。ちょっと調子が悪いので寝ていたのですが、夢でローレンス・スターンとオフ会で会って「キミは人間以下の猿なのにブログで偉そうなことを書きよって」と言われながらコタツの下の赤外線ムンムンのところでボコられるという、痛いんだか光栄なん…
中原昌也の面白さについて、続きを書きます。(前回はid:kokorosha:20051219#p2です。そういえば、『新潮』2月号に中原昌也の中編が載ってますよ!)ボクのブンブン分泌業作者: 中原昌也出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2004/09メディア: 単行本購入: 5人…
年明けから、小説関連でぼくが注目しまくっているはてなっ子―id:pqrさん、id:yukiyshrさん、id:morisさんの書いた小説を読む幸運に恵まれました。(小説関連でぼくのところを見に来てくれている方で、万一、今挙げた三人のダイアリーをまだアンテナに入れて…
93年頃だったと思う。友達が「そういや、暴力温泉芸者の人が島田雅彦に『作家になりたいんですが』って言ってるのを見た」って教えてくれた。「もう、今すぐにでもなってほしい!」と思って数年後、文藝で彼の短編を偶然見つけたのだけど、あまりの素晴ら…
「欲しい本がない→はしご」を避けるため、本はだいたい池袋のジュンク堂で買います…が、今回、折口信夫関係のを買おうとしたら、全然なかった。もう本はセブン&Yで買うしかないのか…(注:セブン&Yはアマゾンと違ってコンビニで受け取れるのがグッド) …
蔵書数8冊でおなじみのid:churchillさんからいただきました、が、バトンを受け取ったことのみを覚えていて、何を書けばいいのか忘れてしまったので、書きたいことを書いておきます。●今読んでる本新宗教と巨大建築 (講談社現代新書)作者: 五十嵐太郎出版社/…
http://members.at.infoseek.co.jp/senkyow/ 国家神道成立の背景にある本居宣長〜平田篤胤あたりの著作を読んでおきたい(もっと具体的に言うと、我田引水ぶりを確認したい)が、ちょっと面倒…でもこれは面白そう。 今から約180年前の江戸。幼い頃から不思議…
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/090/セレビッチに関心がないぼくでも、なんとなくわかった気になった。 ナンシー・キュナードの生涯が一番面白そうで、伝記を読んでも面白そう、と思った。ふと思い出したのが、松浦理恵子が言ってた話で(まあ…
なんかヤフーのトップに載っていて、意味わかんないと思って押したら、この石田という人は小説家みたいだった。別にいいんだけど、「現代感覚の妙手」って、間違った日本語でほめられてこの人かわいそう。 妙手って、「<ジャンル>の妙手」という使い方が普…
磯崎新の『建築における「日本的なもの」』のダイジェスト版&きれいな図版がついた版ともいえるお買い得な一冊。再建する前の、大昔の、高さが48メートルもあったころの出雲大社のイラストが入ってるんだけど、雑誌の中でも迫力が伝わってくる。すごい建…
タイトルだけでも面白いのに読んでいないというのは、ぼくはよほどの読書嫌いなんだろうと思う。 「みな生きもの みな死にもの」「みんな泡」「人間抜き」とか。今月中に何とか読もう… なんで読書が嫌いなのかわからない。しかも買ってる本が、どう考えても…
写真はぼくの本棚の一部です。これで本が嫌いとは言えない感じです。 でも、全然読んでない。活字離れ進行中…下のmoegiさんの書き込みに関してですが、『田紳有楽』はすごく好きです。2回読んだ。でも大好きな小説でも2回しか読まないとも言えます。ぼくは…
今週は目が開いている時間はすべて仕事に捧げないとダメな感じで、明日も早いから寝ようと思ったら友達からメールが来て「ウニタ書舗閉店」の知らせが。なんだか懐かしい気分になった。まあ、誰も知らないと思うけど、左翼系の書店で、天王寺駅からちょっと…
『スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護』蓮実重彦(青土社) まだ最初しか読んでいないので後日詳しく書こうと思うけど、運動という言葉は、前言ってた表層よりも誤解を招きやすい言葉だと思う。表層は言語内での話だったから誤解しにくいけど、今回は一見「…
『世界の中心で、愛をさけぶ』のキーワードでいらっしゃる方が多く、まちがいなくこの日記を見ても何の役にも立たないと思われるので、以後、引っかからないように『SのCでAをさけぶ』と表記させていただきます―昔、山田邦子が司会の『バナナ大使』という…
5/1に第一回の授業があった。 「たけくらべ」を精読しつつ「小説を書く」ことについて考えるゼミ。 松浦さんの小説は「ナチュラル・ウーマン」しか読んだことがなくて、好き嫌い以前にぼくの芸風と接点があまりないと思っていて読んでいないのだけれど、文語…
シグマリオンでとりたいのだが…DQNかなぁ… ノートだと必ずなくす。 でも、デジタルっぽいものってなんだか恥ずかしい気もする。
読み始めたのだけれど面白い。あまりにも身近すぎるのと、長すぎるので手を出さなかったのだけれど、すごく面白い。世界文学全集の解説で、平野謙か誰かが「全部読んでないけど荒唐無稽で面白い」的なことを書かれていたドン・キホーテ。ディスカウントスト…
ISBN:4106019507、前にちょっと触れたけど、読み終わったので改めて書こうと思う。 この本の存在には前から気づいていたのだけど「見分け方」という言い方が引っかかって買わなかった。なんか、ヒヨコの雄雌を見分けるような言い方だなぁ、と。実際買って読…
id:chaika:20040407に習作が載っているけど、かなり面白い。 失敗と書いてあるが、本になってたら絶対買う。 最近の若者で、本好きはこれくらいサラッと書いたりするんだろうか。いや、id:chaikaさん自身の才能だと信じたい。でないとやる気なくす… 他の小説…