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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

報道とポエム

新聞やテレビなどのニュースには、よくレベルの低いポエムが混じっているものだけれど(報道の名を語り、小学生レベルのポエムを数千万人に無理矢理読ませる:priceless)、これは最近見た中でもかなり悪趣味。この塚本っていう人はド変態だと思う。(いい意味で)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050313k0000m040122000c.html

12日午前10時15分ごろ、群馬県桐生市広沢町の住民から、「山から煙が上っている。山火事が起きたみたいです」と桐生広域消防本部に119番があった。消防車1台が出動し、消防署員3人が同県太田市との境界付近の山腹周辺を丹念に調べたが、火事の形跡は発見できなかった。一帯は杉林で、花粉を抱えて赤茶色に染まったように見え、署員は風が強く吹いた時に花粉が黄色い煙状になってあちらこちらから大量に舞っているのを何度も目撃した。

 同消防本部によると、12日午前の桐生市付近の平均風速は約10メートルあり、「通報は花粉の飛散を山火事と誤認したのだろう」と結論づけて、一件落着した。

 駆けつけた責任者(47)は花粉症で、到着するなり、くしゃみが止まらなくなり、目がかゆくなったという。

 桐生市では2月15日に山林約1ヘクタールを焼く山火事が起きており、花粉症の人には迷惑な杉の花粉が「火の用心」をやんわりと教えてくれたようだ。【塚本英夫】

山火事が起こった1ヶ月くらいあとに、この山火事の誤報があったのだから、「火の用心」を伝えても、完全に手遅れなのは言うまでもない。愚かな花粉よ…
常人なら「花粉をまきちらすわ山火事に見えるわ、まったく今年の杉はいたずらが過ぎる」的なまとめ方をするだろうけど、この塚本changは悪者になりがちな花粉を弁護するところにポエムを見出したに違いない。彼の、花粉を擬人化するセンスはまさにド変態の証。