ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

オタクの人は絶対昆虫マニアになるべき!

今から大事な話をするので聞いてください。食事中の人はちょっと箸を置いてください。ハンバーグに醤油かけちゃダメです!何でも和風にすればいいってもんじゃないですよ…そんなことより、ぼくの主張に耳を傾けていただきたいです。
最近思うのですが、一部の人が主張している「現実の女は面倒なので2次元でいい」という考えは一理ありますね。たしかに現実の女の人は、誕生日を忘れてるとブーブー言ったりするので大変です。だいたい何月くらい、の感覚でいいと思うのですが、それは置いといて、昆虫はどうでしょう?アニメとかには詳しくないのですが、ロボットとかって、昆虫をモチーフにしているものが多いように思います。よく知らないので古い例で恐縮ですが、きっと『聖戦士ダンバイン』とかってそうですよね。▼


エヴァンゲリオンとかもそんな感じですよね。まあ、ロボットに注目するのは子供だけで、大人が見るときは人間ドラマや女の子やパンチラなどに注目することが多いのかもしれませんが、とりあえず2次元と3次元、女と昆虫で、わかりやすく比較してみました。

2次元 3次元
DVDとかを入れるだけで
都合のよいときに会えるし、
こちらを拒否しなくてgood
今日あった出来事などを
延々としゃべるので、
聞くふりをするのが面倒。
そしてたまにキレる
昆虫 無言でおとなしくて
おまけにカッコイイ
無言でおとなしくて
おまけにカッコイイ


おわかりですね。
つまり女の3次元は場合によってはアレですが、昆虫の3次元はメリットしかないのです。そう、2次元が好きな人も、昆虫に関しては、3次元に速やかに移行すべきなのです!…とまあ、鼻息も荒く妄言を綴りましたが、ポスト・オタクの趣味生活の一つとして昆虫を提案したいと思います。もともとロボットって、節足動物がモチーフになっている要素も大いにあると思うので、ルーツに戻るという意味でも、昆虫について思いを馳せるのも悪くないのではないでしょうか。


そんなこんなで、3月10日と11日、埼玉県大宮市で、日本最大級の昆虫祭りが行われたので2回くらいに分けて報告させていただきます。

まず10日は「生きてるDAY」、11日は「死んでるDAY」で、それぞれ扱っているものが違うのですが、10日はカブトムシとクワガタムシの生きているのがズラリです。

▲これは通常60,000円のところが、ズバリ41,000円のお値打ち価格でご提供…ですが、手が出ませんね。最近、普通に売ってもあんまり売れないのか、前と比べてくじ形式のブースがすごく多くなっています。▼

「くじを引くと虫が当たる」という、昆虫嫌いの淑女にとっては悪夢みたいな状況(「虫が当たったりしたら、むしろ大凶じゃないか」という声が聞こえてきそう…)なのですが、子供たちは祈るような気持ちでくじを引いていました。

▲中でも、盛り上がっていたのは昆虫釣り。釣れなさそうでしたが…ここで世界の名品たちは、釣られないように踏んばるというだけでなく、中での小競り合いにも勝たないとアカン…そんなバトルシーンを捉えることに成功したのでアップしておきますね。▼

これはすごい!DVDとかで見たことはあっても、実物を見たのは初めてです。勝敗は一瞬で決まりました。気づいたらクワガタが遠くに移動して倒れてました。やっぱりヘラクレスオオカブトは強いですね…しかし、真の敵は人間なのに、虫同士で内ゲバしてどうするか。サラリーマンが2ちゃんねるで「サービス残業をどれだけしたか」について小競り合いをしているのを見たときと同じ気持ちになりました。真の敵は資本家なのに!

▲成虫だけではなくて、幼虫も売ってるのですが、最高額だとペアで12万円もします。これ買って育てたのに、途中で元気がなくなって黒ずんできたら、正気を失うでしょうね。「寝てるだけだよ…な?起きてくれよ!目を…開けてくれよ!おい!」って言いながら揺すってしまいそう。心臓マッサージをしようにも、どこを撫でればいいのか不明です。


次回は死んでるDAYの報告です。昆虫の話は、ちょっと嫌かもしれないけど、徐々に慣らしていきましょう!