読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

2005年のベスト10

id:soda-lakeさんに「去年よかったのを教えてください」って言われて、うれしいと思いました。書いてもどうせ誰も読まないと思っていたので…
2005年にどれが出ていたか思い出せないので、2004年が混じってるかもしれませんし、2005年に出たものを2004年と勘違いして外しているかもしれません。おおよそのベスト10です。順不同。


Return Of The Zombie Bikers / Mathew Jonson (Wagon Repair)
いつもハウスしか見てないので、Mathew Jonsonって誰?と思ってたのですが、クリックハウスの人みたいですね。今年はテクノ系の店も行くようにしようっと。この人の他にもド変態がいるかと思うとワクワクする。
A面は中東風腐れテックハウスで気が滅入る。B面は後半でWhitehouseもビックリの妙な声がかぶさって、夢に出てきそうな逸品。
レーベルのHPはここ。今気づくのも遅すぎるけど要まとめ買いだと思った。


Conductor 71/ Fujiya & Miyagi (Tirk)
Nuphonic改めTirkはいつも新譜が楽しみ。Maurice Fultonのロックみたいなエレクトロも面白かったのですが、このFujiya & Miyagiの10インチもインパクト大。A面がノスタルジックなジャーマンロックで、4分間という短さもあって何度も聞いてしまう。似た方向性ではRong Musicからも出しているTussleもいると思うのですが、彼らのユーモラスな感じとは違って、誠意が感じられます。今年もジャーマンロックが盛り上がるだろうと思います。


Red Temple Balls / Dirty 30 (Truffle Music)
2005年仕様のコズミック・ジャズ。あまりにも完成度が高かったので、試聴の時に長々と聞き入ってしまいました。今年も何か出してほしい。A面のオリジナルが凝縮された感じで一番好きです。


SJNRL Edits Vol.4 (SJNRL)
去年買ったレコードの大半がはリエディットとかブートだったのですが、一番よかったのはこれです。Domuがやってるだけのことはあって、非常に精度の高いつくりになってます。


Rave Oddyssey / Klaus Wunderbaum (Rave Your Mummy)
残念ながら2枚出して開店休業状態のRave Your Mummyですが、この方向性でどんどん進めてほしいと強く願います。地味で音数の少ないレイヴなんですが、安っぽい緊張感がみなぎるオーケストラ・ヒットが「かっこいいかも」と誤解させてくれる。百歩譲ってこのレーベルが消滅することは認めたとしても、Sasseは初期レイヴを甦らせようという野心を忘れないでほしい。


Don't Fight The Feeling / Masterforce (On Track)
いかにもキラーチューン然とした佇まいのレアディスコ。オリジナルはeBayで800ドルするらしいけど、その価値があると納得してしまう。買ってから何度聞いたかわかんないくらい聞いてます。リエディットも入ってますが、正直言ってどうでもいい。


Signal Failure / Padded Cell(DC Recordings)
Rinder & Lewisの"Willie & The Hand Jive"のアルペジオ・ベースをループさせているのですが、こちらの方がオリジナルなのではないかと錯覚させる図々しさで、このベースラインに乗っかるのはこの凶暴なシンセに限ると思いました。


Disco Sucks 2 (Disco Sucks)
B面2曲目のコズミックアフロディスコがあまりにもかっこよすぎて、残り3曲はちゃんと聞いてないのですが、『Last Night A DJ Saved My Life』の作者の見立てだから、きっといい曲なんだろうなと思います。


Casinoboy / Toby Tobias (Odori)
数多く出た、この手のディスコ・ダブの中で、ひときわ下品で異彩を放っていたと思いました。冷静に聞いてみると結構凝ってて面白い。新人さんのようですが、今年は活躍するのではないかと思います。


Relics & Artifacts / The Sun God(Frantic Flowers)
去年一番よかったと思うのはこれです。レーベルのデザインを見た瞬間、「もしや…」と思ったのですが、10年前ならPlanet Eか、あるいはDjaxあたりから出ていたと思われる、初期デトロイトテクノを純粋進化させたような傑作。2005年にこんな音にありつけるとは思わなかったです。試聴の時固まってしまいました。-8にピッチを落として聞いています。