四六時中"Hi-Tech Jazz"がかかっている印象の、そして美人だが怒ったら怖そうな店員がいることでおなじみの渋谷のユニオンで「ちょwww」と思ったレコードが2枚。
▲レーベルデザインがMoodymannと、DJ HarveyのBlack Cock…一見すると新譜?と思ったがそんなわけはない。それぞれの元ネタを収録したブートでした。しかも同一人物の仕業。前者は、"Music People"の元ネタが入っていて、後者はBlack Cockにリエディットしたのが収録されてたらしい(持ってないけど)Tony Sylverster"Cosmic Lady"が入ってる。まったく、どこのレコード大好きっ子が作ったのやら…元ネタにさかのぼらなくていいので、素直にBlack Cockのブートを作ってほしいと思いました。
▲あと、Talking HeadsとかYelloとか最近勝手に濫造されているニューウェイブ系の12インチトラック集ですが、最近出たのはソフトなセル。今聞いてもいい感じです。ここで試聴できますが、4曲目の"Seedy Films"とか、なんかディスコを模してるけど変態っぽさはどうにも隠しようがなくて、濃い汁が出てます。
そういやこの前、Cureの12インチトラック集も出ていたけど、さすがに煮ても焼いても食えへんかったわ…同じ業者が作ってるんだろうけど、空気読んでるんだか読んでないんだかわからん。次はTom Tom Clubの12インチトラックを一網打尽にしていただきたいと思いました。まっとうな音楽ファンにも売れると思う。