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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

本が好きだと言う他ない

写真はぼくの本棚の一部です。これで本が嫌いとは言えない感じです。
でも、全然読んでない。活字離れ進行中…

下のmoegiさんの書き込みに関してですが、『田紳有楽』はすごく好きです。2回読んだ。でも大好きな小説でも2回しか読まないとも言えます。ぼくはあの小説から確信を得たことがあり、それは「話者がノーエクスキューズで気が狂っててもいいじゃない」ということで、たとえば、後藤明生の小説に出てくる話者は、話が横道にそれたり、ちょっと非常識な振る舞いをするときには、なんか頭をかきながら謝る感じを受けます。「話が横道にそれてすみません」みたいな。ぼくは非常に驚いたのですが、たかだか数千部くらいしか売れないマイナーないわゆる一つの純文学が、なんでそこまで読者におもねる必要があるの?しかも読者に媚びても、読者が増えるとも思えない。数千人しか読まないものを、何か一億人が読むように書いているような気がして…もちろん後藤明生は大好きですが、読者に媚びてる感じはあんまり好きじゃないです。
で、『田紳有楽』は、話者がなんのエクスキューズもなく異世界へ行ってしまわれるので、ぼくは「これでいいんだ」と胸をなで下ろし、小説を書き続けているのですが、いまいち評価されないので、異世界はよくないような気がしているところです。