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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

もめないオフ会の開き方

ネット社交術

こんにちは。
みなさんは「オフ会」というものの存在をご存知ですか?
「オフ会」という言葉、ちょっと照れる語感ですが、「オフライン・ミーティング」の意味で、オンラインで仲よくなった人と実際に会って、会話をしたり、いい汗をかいたりすることを指します。このオフ会の誘い方次第でネット人生がバラ色にも黄土色にもなることを皆さんはご存じでしょうか。
「いやぁ…誘い方も何もないよ…適当に意気投合して会えばいいじゃない」と思っている人は、もしかしたら、ちょぴり損をしているかもしれません。


ではさっそく、わたしなりに得た結論として「この順でやると安全」というのを並べてみますね。
後日、こちらから動かなくても誘いがくる方法についても書かせていただきますが、今回はご自身で主催するときのヒントを書かせていただければと思います。

(1)連絡はメールで。ブログには書かない

では、ココロ子の例から。

うーん…どうでしょう。ココロ子が肩を落としてオフ会から帰ってくるシーンが浮かんできますよね。(あるいは、もともとなで肩であるか)
残念ながら、なんとなく&広く告知して、会いたい人と会える可能性はあまり高くありません。どう考えても、会いたい人にメールした方が確率は上がります。ココロ子は、「あの人に来てほしいけど、メールして断られたら嫌な気持ちだしなぁ〜」と思ってメールせずに、「ああ、あの人、来ないかしら…」などと思いながら告知をブログに書いてしまったわけですが、その気の小ささが仇になってしまうのです。
これはオフ会に限らず一般論として有効ですが、ほんの少しの勇気を出せないと、あとでもっと大きな勇気を出すことを強いられるのでご注意くださいまし…
また、偶然に期待するのは万策尽きたときだけということを銘記していただければ幸いです。
「ハプニングのほとんどは悪いハプニング」という法則をゆめゆめ忘れる事なかれ…

(2)一番会いたい人と二番目に会いたい人を決める

次に人選です。「会いたい人をいっぱい誘って…」とすると、楽しいかもしれませんが、会いたい人同士の相性が悪かったら火の海です。
たとえば記事の毎行に「俺は…」と書いているブロガーを二人揃えると難しい感じになりますし、お局さま系ブロガーとヤングで可愛らしい女の人を同時に呼ぶと…何が起こったかを目の当たりにしたことがありますが、到底ここには書けません><

また、クールでドライでワイルドな日記を書いておられるのに、「あいつを呼んだのに、なんで俺は呼んでくれないの?」とすねる、非インディペンデント系の方も意外にいらっしゃいます。
それだけではなく、たとえば、表面上は仲良しでも実はものすごく仲が悪かったり、ブログ歴の長いブロガーの過去ログを見返してみたら、意外な人とボロカスに言いあっていたり…など、枚挙に暇がありません。

しかし、そこらへんの人間関係について考え始めるとキリがなくて、

などと血迷ってしまいそうですが、そこで提案させていただきたいのが、「優先順位をつけて一番会いたい人を誘い、その人が楽しいと思う人選にする」という方法。一番会いたい人に「誰を呼ぶか」を打診すればOKです。ただ、一番だけ決めてしまうと、ターゲットが急に欠席になったとき、モチベーションが下がるので、二番目に会いたい人を決めて、それとなく一番目のターゲットに「この人を呼ぶのとかどうですか」などと打診しておくとスムーズです。「一番目とか二番目とかって、人に順番をつけるのってヨクナイ!」と思われたかもしれませんが、ご安心くださいまし。あなたが人に順位をつけるのをやめたところで、他の人はあなたに順位をつけるのをやめないのです(涙)…要は脳内の順位が露骨に人に見えないようにすればよいのです。

(3)漠然と「飲みましょう」ではなく、何をするかを決める

「集まって適当に店に入ってしゃべる」というのはリスキーです。何について話すかが会う前から溢れている状態であれば話は別ですが、何も考えずに会うと、「さて…と。よく考えたらオンラインで言うことは尽きてたわ…」と呟くことになるかもしれません。
何をするか決めるのであれば、いつかは決断しなければいけないのですから、先にした方が予約がとれたりしてお得です。これも人生全般に言えることですが、結論を先延ばしにしていいことなんて何もないのです…


つまり「適当に」というのは、「どこに行っても満員で、肩を落として超まずくて微妙に高い店に入り、あんまり楽しくないけど朝までカラオケでグダグダになって徒労感だけが残る」ことと同意なので、それがお好みなら「適当に」で問題ないかと思いますが、そうでないオフ会を過ごしたい場合は、コンセプトをガシッと決めておくとよいです。

方針としては、昼から会うプランと夜からのプランが考えられますが、昼からイベントを挟む場合、「話がはずまなくても間が持っちゃう」というところにメリットがありますが、動物嫌いな人を動物園に連れて行ったり、食事の写真を撮ったらいやな顔をする人を写真好きの集まりに呼んだりすると軋轢が生じるので、じっくり検討するのがよいかと思います。
夜の場合でも「夜景のきれいなイタリアンの店」など、コンセプトをしっかり決めておくことが重要です。
店は予約しておき、かつスマートに予約したことを参加者に伝えて軽くプレッシャーをかけておけば、不意なキャンセルを牽制できて便利です。また、集合場所は店などにしておき、地図を送っておけば、遅刻魔対策も万全。「遅れてきたら地図を見て自分で来てね」というと、人が変わったように時間を厳守してくださる方もいらっしゃるのでお試しくださいませ。

(4)誘いのメールは具体的に

人数は4〜5人。これ以上規模が大きくなると、行動が面倒になります。二次会の会場を求めてゾロゾロ歩くのはあまりスマートではありません。10人と会いたければ5人のオフ会を2回やるという方法もあります。そもそも、話題の乏しさは人数を増やすことで解決できるものではないことにご注意ください…また、人数のイメージもしっかり伝えておくと、空気の読めない人が勝手に他の人を連れてきたりするというアクシデントも防げるかもしれません。

ではまず、あまりオススメできない例から。



これは…誘われた場合を想像していただけると瞬時に理解できると思うのですが、もし、「ちょっと会いたくない」と思った場合、どうやって断ったらいいでしょうか。「正直言ってあなたに会うメリットがないです」などと本音を言ったら感じが悪いし…もう読まなかったことにするしかないですよね。
また、このメールは断りたいという気持ちを無用に駆り立てています。会って何をしたいのかがわからないので、「セックスしましょう」という意味にしかとれません…


当然ながら、一度もオフラインで会ったことがない相手ですから、「断りやすさ」を重視した誘い方がスマートです。「断らせない」という考えもなくはないですが、長い目で見ると絶対に損です。
先ほどの(3)を踏まえると、


くらいが適切かと思います。これなら、もし先方が気が乗らなかった場合でも、「その日は予定があって…」などと返しやすいですよね。
もし、本当に「辛いものがダメ」とか、「日程が合わない」とかいう事情だったら、先方は代案を提示してくるはずです。代案が返ってこない状態で断られた場合は、向こうのターンと考えて、気が向くのを待つのが安全です。

(5)オフ会では他の会いたいブロガーの情報を収集する

オフ会の半分は次のオフ会への準備とお考えください。
オフ会は、他のブロガーの情報を収集するまたとないチャンスです。他に会いたいブロガーのオフラインでの様子を聞いておくと、次回開催の際の参考になります。
ちなみに、オンラインのイメージと実際会ったイメージは、ほとんどの場合は違います。オンラインのイメージとオフラインのイメージを揃えるのは非常に難しいことなのです。

なお、どのようにすれば情報が収集できるかというと、「○○さんって会ったことあります?」と聞けば大丈夫。自動的にいろいろ話してくださいます。
そのときの話しぶりがあまりにもひどかった場合、それはそれで要注意です。
まず間違いなく自分も同じように他の人に言われる羽目になるので、握らせても大丈夫な情報だけを握らせるよう、情報のコントロールを行いましょう。

(6)オフレポは当たり障りなく書く

「オフレポ」とは、「オフ会の模様をブログに書く」ことを指します。
書く書かないの選択も含めて難しいですが、無難に書く方法としては、以下の考え方が有効かと思います。


・写真は先方が「載せて」と言わない限り載せない
勝手に写真を載せると、たちまち「あいつは個人情報を漏らす人だから危険」という情報が伝わってしまい、最悪の場合、界隈を放逐されてしまいます><
では、許可をもらったらいいかというと、そうでもないのが難しいところです。
「写真を載せていいですか?」は、「タバコを吸っていいですか?」と同等の意味とお考えください。ノーと言えるわけありませんよね…
「イエス」と口では言っておきながら殺意を抱かれたりすることもあるので、向こうから「載せて」と言わない限り載せないのが無難です。
また、目線を入れて載せる人もいますが、それは写真を黒枠で囲むのと同レベルであると考えていただければと思います。


・「どんな話をしたか」ではなく「何をしたか」を書く
どんな話をしたかについて書くと、言った言わないの話でもめる場合もあります。まだ、相手から修正のお願いがくればいいのですが、「なんか言ってないこと書かれたけど、直してっていうのも小さい人間みたいでいやだ…今回は泣き寝入りするけど、もうこの人とは二度と会いたくないヨ!」と思われてしまうと悲しいので、自分以外については何を言ったかの話は書かない方が無難です。


・ほめ方で独自性を出さない。無難にほめておく
参加者がそれぞれにブログを持っている場合、ブログでのキャラクター作りをしている場合もあるので、そのイメージと違う内容を書くと、キャラ作りを台無しにしてしまう場合もあるのです。いい意味で、「ブログはクールなイメージですが、実際は穏やかで…」などと技巧を凝らして書いても、それを喜ばない人もいるから難しいところです。
妙に凝って的外れな褒め方をしてしまうくらいなら、いっそのこと抽象的に、「素敵な人でした」の方が安全です。

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以上を読んで、「ああ…なんかオフ会って面倒」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです、オフ会ってすごく面倒なものです。
なので、わたしは誘われてもほとんどの場合、適当な理由をつけて断ってしまいますが、ヤングなみなさまにおかれましては、果敢にチャレンジしていただければと思います(;^_^A