ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

ワンセグの難しさよ!

しばらくテレビがない状態で過ごしていましたが、テレビがまったくない状態というのも不安なものです。ぼんやりしている間に、「最近、男性ブロガーたちの更新頻度が落ちてきて不思議に思っていたら、知らない間に規制がゆるくなって、女の裸だらけの番組が始まっており、男たちはそれに釘付け。乗り遅れたのは自分だけ…」という状況になっている可能性がゼロとは言えないのですから!
ということで、「裸の独り占めは許さない!」と息巻いてワンセグつきの携帯に替えたのですが、エロサイトのブックマークを移し替える携帯ショップ店員が不憫でした。

やっぱり携帯にテレビの代行をさせるのは若干荷が重いようです。たとえば、みのもんたとおぼしき黒い影が偉そうにしゃべっていて、その不遜な態度がまさにみものんたその人だとは思うのですが、もしかしたらウイッキーさんかもしれない。いや、ウイッキーさんはそんなに日本語うまくなかったような…

もしウイッキーさんだった場合は、「みのもんたでもないのにその態度は何だ」と、テレビ局に苦情を伝えると同時に、「ウイッキーさんの日本語が流暢になった点は評価する」と激励するという、飴と鞭の電話を入れる必要があります。しかし、考えてみれば、この飽食時代、飴で喜ぶ人間など、日本ではほとんどいなくなっており、「あんなベタベタしたものを口に入れるのはタチの悪い罰ゲームに他ならない!」と断言する辛口の子供たちも増えているようなので、「飴と鞭」は「泣き面に蜂」というのと、ほぼ同義なのかもしれませんね。