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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

本当にMい店教えます(1)調布・T

Mい店で食べたので報告します。いや、あまりにもMいので、家に帰ってすぐ寝てしまってさっき起きたのですが、まだ気分が悪いです。吐いた方が楽になれるかな…
そうそう、「言いたいことがあるが、ほんのりと隠したい」という場合の振る舞いですが、価値判断が大きく関わってくる形容詞・形容動詞をイニシャル化するのがより秘匿性が上がるのではないかということで、「Mい」という表現を使っています。(あと、これを読んでいるあなたとわたしの連帯感がアップするという効果も期待できるというものです。)
今日入ったのは、最近、名店としておなじみ、Tの支店。卑屈になっている調布市民にビッグなプレゼントです。4月に調布にやってきたみたいで、客はそれなりに入ってます。しかも、最近よくある、「店のロゴのTシャツ+頭にタオルを巻いている」。そのメンタリティは措くとして、こだわりのラーメン屋であることをアピりまくっていておいしさ感を盛り上げてくれます。席に着いたら「メニューはラーメンとつけ麺しかありません」…ナイス!種類で勝負しないところがすばらしい!
ということで、大盛りを頼んでみたのですが、けっこう待たされました。まあ、こだわって作ってるんだろうと思って機嫌よくテレビで村上ファンド先生の生い立ちの紹介―いつも同じ松山千春似の同級生が出ている―を見ていたのですが、出てきたラーメンを一口…とにかく麺がMい!ソフト麺を思わせるコシのない感じの太麺。しかもソフト麺の素朴な味わいはない。一口目を舌に乗せた瞬間「あと何口食べれば解放されるのだろうか」と、道のりの遠さに意識が朦朧とします。スープはのっぺりとした薄い醤油味で、胸がむかむかするまろやかさをたたえていてこれまたMい!Mい麺にMいスープが絡んで、まさに生き地獄…キャッチフレーズをつけるとするなら「食べるジャイアンのリサイタル」とかそんな感じでしょうか。あまりのMさに厨房に目を遣ると、麺を茹で置きしてありました。茹であがった麺たちは、おとなしく次の客が入ってくるのを待って絶賛ソフト化進行中、しかし、入ってくる気配はありませんでした。
写真を撮る気分になれなかったので、検索して出てきた麺画像を載せておきます。これでは十分にMさが伝わらないのが残念。喉の奥に人差し指をつっこみながらこの写真を見てもらえれば実物のMさに近づけます。みなさんも京王線に乗って、ぜひ食べにきてください!