ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

税金の無駄遣い上等!大阪の超Cawaiiゴミ処理場にメロメロ!

関西の人にはおなじみのこの施設。全国区では「税金の無駄遣い」特集でたまにとりあげられていてご存じの方もいると思います。知性も教養もセンスもないのに、神様の悪戯で間違ってこの世に生まれ落ちてしまった感じのレポーターが、つばを飛ばしながら「どうですか皆さん!こんなに税金が無駄遣いされているのです!」とか何とか言ってたりしますが、「しょうもないことを言ってるのはその口かぁ〜?」と、洗濯ばさみで(「直接だと手が汚れて馬鹿が伝染するから気をつけなさい」とママから言われてるので…ごめんなさいね…)つねってやりたいところです。こういう税金の無駄遣いについてゴチャゴチャ言う人間に限って、「エアコンの効いた部屋で、サザンの新譜を聴きながら分厚い布団をかぶって寝るのが好き」とか、そういうことを言う。無駄遣いにもほどがあります。サザンは、全部『マンPのGスポット』(今さら気づくのも恥ずかしいですが、『マンP』って『マンコ』のことでよろしかったでしょうか?ついでに言うと、『おにゃんこ倶楽部』は『オマンコ倶楽部』でよろしかったでしょうか…)をちょっと変えただけなので、『マンPのGスポット』をひたすらリピート再生していれば事足りるはずです。つまり、『マンP』をBGMにして、エアコンの設定室温を上げ、柔らかいタオルケットに包まれて寝るのがよろしい。これこそが無駄のない暮らし、たとえて言うならば、贅肉のそぎ落とされた亀田兄弟のような(顔が身長に比べてちょっとロングでそのへんは無駄といえば無駄かもしれませんが…)ボディのような暮らしと言えるのです。
…。
いつものように妄言を繰り広げることで、いくぶん冷静さを取り戻し、機嫌よく本題に戻ります。しかし、本題に入るころにはほとんどの読者に見捨てられている悲しさよ…
ゆめ咲線という、なんか名前だけ聞いたらミステリートレインじゅないか、終点はフィリピンパブか、はたまたルーマニアパブか?というイメージですが、この電車に乗ってUSJ方面に行くのです。そして中学生以下のお子様たちはUSJのアトラクション(長いアトラクション名が多いです。「巨大な金髪水着女性の壁画の前にのぼり棒があり、それを見ながら棒を登ったり降りたりしているうちに、なんか股間が気持ちよく…これって何?」etc.)に猿のように興じている間に、大人たちはバスに乗って舞洲のゴミ処理施設に行ってウットリするという仕掛けです。

この建物、オーストリアの、フンデルト・ワッサーという、いかにも毛深そうな、耳毛までありそうな名前のデザイナーに発注したらしいのですが、写真を見ると、やっぱり毛深い。

▲ワッサー最高!ぼくもワッサーみたいになりたいもんやね…




とにかく精緻な作りは見ていて飽きません。自然との共生がテーマらしいのですが、そのコンセプトとはまた違った出来映え。時々窓から草が顔を出してるのが超Cawaii…こんなゴミ処理場なら、もっともっとゴミを出そうとがんばりたくなってしまいますね!たとえばコーンを一粒一粒剥がして別々のゴミ袋に入れていくとか…今回の旅行で一番楽しかったです。

やっぱり大阪では名所扱いになってるらしく、なんかモデルっぽい人の撮影とかしてました。モデルの人のくたびれ感が大変エロくてよかったです。▼