小学校の名前として不適切な例をリストにしました

先日、とても残念な話がありましたよね。
小学校の名前に「さくらんぼ小学校」などと名前をつけてしまったために、おなじ名前の１８禁美少女ゲームソフト制作サークルが検索で見つかったという話です。
とても悲しい事件で涙が止まりませんが、クリーンなイメージが必須である学校の名前を決めるにあたって、エロチックなイメージを排除することは必須であります。
このようなことが二度と起こらないことを願いつつ、学校の名称として不適切になるかもしれないものを、果実を中心に恥をしのんで挙げさせていただきます。注意喚起のため、産地の情報もなるべく書き添えておきますので、該当する地域の方々におかれましては、細心の注意を払っていただければと思います。

♪♪♪桃小学校♪♪♪
有史以来、臀部に似ている果物のトップの座を譲り渡したことのない桃。販路拡大のために割れ目をなくす品種改良を施そうと考える方もいますが（いませんが）、むしろその臀部に似た形状が人気であるという意見もあり、そうそうトップの座から降りる気配もないので、山梨県、福島県などの方はご注意ください。念のため書き添えておきますが、「すもも小学校」はいっそう不適切です。

♪♪♪マンゴー小学校♪♪♪
関東での女性器の名称に酷似しているため、「マンゴー小学校」などの名前も控えた方が無難です。沖縄や宮崎産のマンゴーは名高いですが、いくら誇りに思っていたとしても、「マンゴー小学校」と名付けることはお勧めできないので沖縄県・宮崎県の方はご注意ください。
なお、女性器にはさまざまな方言があり、日本の主食を支えているという強い自覚と誇りが地域にあったとしても「おこめ小学校」などの名前も厳禁です。この観点において、「米小学校」は問題が少ないですが、これはこれで「お」をつけなくてお行儀が悪いので教育上は不適切。さまざまな面から吟味を行うようにしてください。

♪♪♪いちご小学校・レモン小学校♪♪♪
特定の部位を想像させるものではありませんが、さくらんぼと同程度の危険を有しています。いちごについては栃木の方、レモンについてはカリフォルニアの方、ご注意くださいませ。
児童を性的欲望の対象とする場合、これらの果物に喩える傾向にあるのでご注意ください。「青りんご小学校」も同様です。ちなみに、「りんご小学校」はギリギリＯＫなので、青りんごの産地の方でどうしても学校の名前にしたい場合は、「りんご小学校」で我慢してください。
なお、本物の児童は無駄毛が多くかつ泥だらけなので、いちごやレモンよりも里芋などの方が喩えるにあたっては正確なので、写実派の方は参考にしてください。

♪♪♪地球小学校♪♪♪
ノースアジア大学などのスケールの大きな校名を耳にしますと、どうしても大規模な名前をつけたくなって、思わず「地球小学校はどうかしら」と考えてしまいがちですが、耳にしたときに「恥丘」にしか聞こえない点にご注意ください。なお、スケール感を売りにしたい場合は、学校の名前にこだわるより、能力別クラス編成などで卒業生の進学実績を上げた方が近道かもしれません。

♪♪♪いちじく小学校♪♪♪
熟女を想起する方もいらっしゃるようです。この名称にした場合、児童が好奇の目で見られる危険性はありませんが、お母様が好奇の目で見られる危険性があるので、産地である愛知県・島根県の方々におかれましては、くれぐれもご注意ください。

♪♪♪わかめ小学校♪♪♪
陰毛を想像する方が多いようなので気をつける必要があります。似たものとして、「昆布小学校」も考えられますが、こちらはギリギリＯＫです。「ひじき小学校」は再検討が必要です。産地である長崎県の方などはご注意ください。

♪♪♪プリン小学校♪♪♪
女性のバストを想像させるので厳禁です。かといって、代案としてババロアもおすすめできませんね。その触感はプリン並みでありますし、何よりも関西で「ババ」というのはウンチの意味なので、ウンチとバストの連合艦隊が組織される危険性があります。

♪♪♪オットセイ小学校♪♪♪
こちらも、色および形状が男性器に酷似していることが、各種の漫画などで指摘されています。メスのオットセイですら、人間の男性器に似ていて、生命の神秘を感じさせてくれますが、オットセイが漂着したことを記念して小学校の名前にすることがないようご注意ください。

♪♪♪ホッキ貝小学校♪♪♪
「ホッキ」は充血した男性器を、「貝」は女性器を想起する方が多く、結論としては性交を強くイメージさせる言葉になってしまいます。子だくさんな印象を与え、悪印象ではないにしろ、失笑を買うおそれがあるので、産地にあたる北海道の方はくれぐれもご注意ください。

以上、取り急ぎ危険性の高いものについてリストアップさせていただきましたが、学校の名称は普通に地名をつけた方が、卒業してから思い出話をするにあたっても感じがよいです。公費を使って珍妙な名前を募集するのは、「税金の無駄遣い」との誹謗中傷を受ける危険性があるので、くれぐれもご注意ください。

『野性時代』で、珍妙なエッセイを書かせていただきました

野性時代　第８３号 ＫＡＤＯＫＡＷＡ文芸ＭＯＯＫ ６２３３１‐８５ (KADOKAWA文芸MOOK 85)

『野性時代』に載せていただくのは二度目になりますが、書いて送ったら編集の方にめっちゃほめられて幸せな気持ちになりました。なんでも白鳥に喩えるビジネスマンについての話です。

ちなみに、締め切りを守り、編集者さまの言いつけを守る素直な子なので、エッセイなどのご依頼もお気軽にkokoroshaアットマークkitty.jpにどうぞ！