ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

天下一品が薄いとお嘆きの貴兄に(おそらく二度目くらいだけど)贈る…

濃いラーメンっていうと、やっぱり「天下一品」です…が、あまりにも食べ過ぎると、「これは釜揚げうどんなんじゃないか」と思える瞬間がありますよね。ぼくはないですが。たしかにどんな強い刺激でも、慣れてしまえば何も感じない。たとえば杉本彩の例がわかりやすいと思うのですが、出てきたときは、もうなんてセクシーなんだろう!と。これ以上セクシーな存在は地球上にはいないんじゃないかと、日本の男たちは全員思っていたわけですが、その認識は甘かった。そう…ナタデココが登場したのです。セクシーなのは人間の専売特許だと思っていたら、セクシーな名称、セクシーな食感…人々は杉本彩の写真集を古本屋に売り飛ばし(当時はブックオフなどはありませんでした。ただし、清水國明は当時からいました)ナタデココの入ったデザートを買い求めました。そして原産地フィリピンではナタデココ御殿と呼ばれる豪邸が次々と…工場もどんどん拡大していったわけですが、日本の消費者は別の食べ物に注目します。そう、「食感で言ったらカズノコが一番だよね(^^;)」みたいな話になってカズノコブームがやってきて、便秘の人以外はナタデココなどには見向きもしなくなり…今度はカズノコ御殿がロシアに!ここまで読んでる人いるんだろうか…
話を戻します。戻すも何も始まってないか。いや、天下一品より濃いラーメン屋が大阪にありますと言いたかった。そこはかつて天下一品の名前で営業していたけど裁判か何かで負けて…ちょうど、王将と大阪王将みたいな形で名前を変えたらしい(詳しいことは忘却の彼方)ですが、今はラーメン一作と名乗っていて、3店舗あったのですが梅田店は閉店して寝屋川店と茨木店がありますと言いたかっただけです。
で、週末に京都に行ってきたのですが、京阪電車に乗って寝屋川までわざわざ行ってきました。だいたい年1回くらい、京都か大阪に旅行に行ったときには寄ってしまうのですがけっこう久しぶり…

▲いつのまにか、店の前には濃さを示すパラメーターが登場!この日はちょっと薄かった…はずですが、ラーメンはこんな佇まい。▼

天下一品より色が濃いです。所詮、天下一品は上品な京都の産物にすぎないと実感する瞬間です。味は…天下一品より複雑&怪奇。妙にこってりとした甘さと臭味が口に残ります。これは一説では、鶏ガラだけでなく、内臓も入れてるんちゃうかという話で、なるほど、レバーの味がします。薬味のネギは入れ放題なんですが、入れ放題だというのがうなずけるスープの臭さです。麺は太麺でもっちり。ものすごく体調がよいとき以外は、食べ終わると気持ち悪くなります。ぼくも案の定気持ち悪くなって、ホテルでうなされながら寝ました。でも、また食べたくなるんだよなぁ…ホームページはここです。