ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

KUWATA FESTIVAL 2005@大宮ソニックシティ2日目(標本DAY)

昆虫嫌いの人には連日厳しいエントリーになりますが、大丈夫でしょうか。大丈夫じゃない場合はコメント欄に記入していただければ、誠心誠意謝りますが、あまりにも書きたいので書くのはやめられなくてすみません。

昆虫を嫌う気持ちはわからなくもないのですが、「犬猫は好きだが昆虫は嫌い」という人がもしいたら、伝えたいことがあります。犬猫がOKで昆虫はNGという感覚の背後にあるのは「人間に近い犬猫なら気持ちが通じる気がするが、昆虫は遠すぎてわけがわからずキモイ」というものだと推測します。しかし、実際のところ、犬猫の気持ちもかなり人間のそれとは大きく隔たりがあるはず。人間の気分を勝手に投影しているにすぎないのではないでしょうか。小説で、人が死んだ後に雨が降る、あの感じと似ています。犬猫に対して、単に自分の気持ちを投影しているに過ぎないとするのなら、いっそのこと、昆虫に対しても、たくましい想像力で人間の気分を投影し、愛してやってもいいのではないか?と思うのですが…

ぼくはどちらかというと、犬猫も好きなのですが、それは人間でいう「愛」とか「友情」などを投影できない世界で気ままに生きているところを見るのが好きなのです。なので、犬猫も昆虫も大好き。ブチュー!昆虫にブチューは無理だけど…

ということで気がついたら大宮にまた来てました。今日も不思議な昆虫たちの死体を買うぞゴルァ!

今回は質を重視したので、ちょっと高めになっています。まずはこのバイオリンムシ。これも有名ですね。状態がよくて、なおかつ大きいのを選びました。これも前から欲しかった。

次は巨大なバッタ。顔とかど迫力です。トノサマバッタよりも二回りは大きい。バッタは人気がほとんどありませんでしたが、これは勇ましくていい。

 

さらに、このエイリアンみたいなのはウデムシと言います。足が8本なので、クモの仲間じゃないだろうか。つがいで売っていたので2匹ゲトです。以上4体で、12000円のところを、1万円に負けてもらいました。

最後は黄金のコガネムシコガネムシは国産でもきれいだけど、これは本当にゴールド。

今回は触角が長すぎるのが多かったので、標本を入れた箱を無闇に縦にしたらちぎれるかも、と思った。とりあえずまっすぐを心がけ、帰途につきました。ぶつかって落としたら終わりなので、相当血走った目つきで箱を大事に抱えて帰りました。かなり怪しかったと思う。

ちなみに、Gキブリ特集をやっているところもあってビックリしました。大きいと気まずいので、というか、気持ちわるいだろうから、小さな画像にしています。