Derrick MayがMayday名義で英Kool Katから出してた「Nude Photo'88」が再発されてて非常にビックリ。１曲を除いて彼のベスト盤である「Innovator」に入っていたのでＣＤでは聴けたんだけど、長年探していたものが、普通に棚に入ってて肩すかしを食わされた気持ち。（ぼくの想定していたのは、旅先の中古レコード屋でサクサクやってたら、偶然発見するというシチュエーション。）
88年といえばアシッドハウス全盛期、もともと「Nude Photo」のオリジナル自体も、テクノではなく、アシッドハウスとしてクラブで受容されていたとういうこともあるだろうけど、ジャケットに「Acid House」って書いてあるのも今となっては不思議な感じ。今回の再発は、デトロイトテクノのクラッシックスというより、アシッドハウスのオールドスクールが見直されてるっぽいのでその流れでなのかなぁ。「Nude Photo'88」も、まあ好きなんだけど、B2の地味な「Wiggin'」が猛烈に好き。音色が地味なんだけど、彼のトラックの中でもひときわ抽象的で、徹頭徹尾何も言ってないトラックだなぁと思う。
シスコハウス店で発見し、「わーんついに再発されたんですね〜」とＮさんと話したかったのだけれど、Ｎさんはいなかった…その昔、Ｎさんの家でこのレコードを見せてもらって歯ぎしりしてたんだよな…
Nude Photo'88再発キタ！
