ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

御朱印狩り〜京都編(2)〜

昨日の反省を踏まえ、綿密な計画のもと作戦を実行。智積院〜三十三間堂から北上しつつ、最終的に金閣方面へ進む予定。

智積院
泊まったからというのもあって、三つとも御朱印を貰っておく。ちなみに泊まると、朝の拝観として、長谷川等伯の絵がゆっくり見られる。
三十三間堂
実はまだ行ったことがなかったが、今まで行かなかったことを後悔した。ここで終わってもいいくらい楽しかったが、我慢して1時間で出た。見足りなかった部分はパンフレットで補完…まったく仏像に興味がない人も必ず圧倒される、ずらりと並んだ千体千手観音の前に二十八部衆が立っている。顔が割れて新しい顔が出てくる系がぼくは好きなようで、散脂大将像が一番いいと思った。建物自体、ちょっと本を読んで研究していたので、柱の様子などもぬかりなく観察。東寺と三十三間堂は年内にもう一度行っておきたいな…
八坂神社
祇園に泊まるのにここを素通りするのもどうかなと思って。
建仁寺
栄西が開いたことでおなじみ。俵屋宗達の「風神雷神図屏風」もここ?でもレプリカしかなくて、元が勢いに任せて描いたものであったせいか、レプリカが安っぽく見えた。
満足稲荷神社
メジャーなところだけでなく、途中で面白そうな所を見つけたらやっぱり入ってしまう。「満足さん」と呼ばれているらしい。秀吉が作ったとかそういうの。悪趣味で楽しい。
熊野神社
和歌山の熊野系の神社。熊野系なので、カラスが御朱印についてくる。しかし!御朱印をお願いしたら、職員はなかなか出てこない。しかも、出てきて書き始めたら、また「ちょっとお待ちください」と待たされる。なんと、カラスのハンコがどっかに行ったらしく、まあ、ぼくの御朱印はいいんだけど、熊野神社のカラスのハンコがないのはどうなの?と思った。結局見つかった。御朱印は、元木大介を気弱にしたような青年に書いて貰うも、子供みたいな字で楽しい。
慈照寺銀閣
有名なので一応。
百万遍知恩寺
京大近くに「百万遍」という交差点があって、意味がわからなかったのだけど、このお寺が由来だったみたい、で、気軽に入ってみると…大きかった。御朱印を待つ間のんびりできた。
下鴨神社
ここも行ってなかった。世界遺産。世界遺産って基準がよくわからないけど、沖縄でも首里城を見たし、この夏休みは世界遺産漬けなのかもしれない。伊勢神宮と比べて見せっぷりがいいのでじゃんじゃん撮影。で、式年遷宮(二十年に一度の総建て替え)について気になる情報を発見。下鴨神社式年遷宮していたとは…これについては後日詳細を調べたい。
河合神社
下鴨神社すぐそばの、鴨長明でおなじみ。ここも式年遷宮で、しかも遷宮中。写真に撮るだけとって、あとで調べようと思う。
晴明神社
陰陽師安倍晴明を祭っている、今をときめく神社。若い女の人でごった返してた。神社自体は仕掛けもなく、ただ、「千利休が死ぬときの水はここから汲んだ」というスポットがあった。ここの御朱印は五傍星がつくので、個性的な御朱印がほしい人にはオススメ。
仁和寺
仁和寺なる法師」でおなじみ。っていうか、今調べて気づいたが、仁和寺の法師が石清水八幡宮に行く話だった…まあいいや。ここも初めてだけど、人もあまりいなくてゆっくりできる。ここももうちょっといたかった。御朱印お願いしますと言うと、みんなでわいわい集まって「あら、清明神社やわ」とか言ってるし!DQNだと思われた!そもそも御朱印自体、かなり怪しいシステム(300円払うだけで納経したのと同じ扱いにするのって…免罪符みたいじゃん)なので、今さらDQNも何もあらへんわ!と心の中で思った。
竜安寺
金閣に行くテンションじゃなかったので、ここで京都の御朱印は終了。なんと御朱印帳、もう一冊分終わってしまった。二日で7割近くを埋めた計算になる。