ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

渡嘉敷島(1)

沖縄に行くと行ったらみんな「本島?」って言うので、なんか馬鹿にされた気がして、じゃあ離島にもちょっと行ってみるか、ということで、船で1時間程度で行ける渡嘉敷島に、レンタサイクルと一緒に行ってきました。ペンションに一泊。

フェリーけらま
一度フェリーに乗って、雑魚寝をしてみようと思ったのが運の尽き。みるみる気持ちが悪くなり、30分後からずっとトイレにいた。考えてみれば、働いているビルに強風が当たって揺れただけで気持ち悪くなっている香具師が船で平気なわけがない。船を下りてから、しばらく呆然として、とち狂って何もない方向に自転車をこぎ出したら通りがかりのおっちゃんに「そっちは何もないよ」と教えられ、正気を取り戻す。
謎の神社(写真左上)
明らかに土着の神を祭っていた場所を国家神道化したと思える神社を発見。船酔いでグデングデンになりながらも、これはひどいなぁと思いつつ奥に入っていくと、まだ使われている形跡があるが、よく見るとフェリーの写真が飾ってあった。つまりこの神社のご神体はフェリーなのかと思った。いや、思わない。
阿波連ビーチ
泳いでみるが、30分もしないうちに飽きる。で、磯の生き物を観察することに。ヤドカリなどを接写して楽しむ。やっぱり南の島らしく、すごい色遣い(写真右上)。ほかに目立ったのがクモヒトデ(写真左下)。いかにも女受けしなさそうな見かけでかわいそう。体の半分を岩場に隠しつつ、プランクトンを取るために触手だけ伸ばす女々しさときたら…まあいいや…
天然記念物発見!
そして、ちょっと海岸から離れた場所で、オカヤドカリを発見!そんな驚くことはないんじゃないの?夜店でも売ってたじゃん…と思った人は、もう年かも…乱獲がたたって、今や天然記念物!カワイイと思って持って帰ると処罰されることも!ということで、いっぱい写真を撮った。ちなみに、うまいヤドカリ写真の撮り方は(1)カラをひっくりかえす(2)カメラを構えたまま、不動の姿勢で2〜3分待つ(3)すると「もう大丈夫」と思ったヤドカリくんが姿を現すので、なるべくそうっとシャッターを切る…これでOK(写真右下)。
星砂ビーチ
いわゆる一つの「星の砂」があるように誤解させるところが罪作り…実際はバービー人形が手足のない状態で流されてくるビーチなので、「残酷気味ビーチ」とかにすればいいと思った。

で、この日は頭痛と下痢で、早めに寝た。