ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

ソンディ・テスト定点観測

ソンディ・テストは、その時々の心理状態を投影するものということで、どの程度妥当性があるのか、ということを、前回と今回の「意識上での」相違を元にして、もう一度試してみて、どの程度当たっているか見てみようと思う。

<前提>

金曜はデザイナーさんのところに依頼に行って、懸案事項の一つが片付いた、が、次の懸案事項がやってきており、結局日曜に出勤することに。この状態がいつまで続くんだろうと暗澹たる気持ちになる。土曜は買い物(いつもは無駄にレコードを買うのだが、今回はすごく我慢して、3枚に抑えた。意思の勝利。)したり飲み(トマトジュースが主体なので、翌日も快適。話も楽しかった)に行ったりして充実した。日曜は出勤するも、仕事が思うように進まず不機嫌だけれど、まったく進まなかったわけでもないので、最悪という気分ではない。


<予想>

性衝動
変化はないと思う。月の最初くらいは、他人の不幸に涙したり、人の仕事を気づかれないように手伝ったりしており、人類愛が高めだったように思うけど、今週は人並み。個人に対する愛情も衝動として特に高まりも低まりもしなかったので、前回と同じ結果になるはず。
発作衝動
度重なる休日出勤および、そのはけ口となるボーナスの消費もすすんでいないため、前回よりも高めになっている可能性がある。
自我衝動
会社以外の人とコミュニケーションを取ったので、自我衝動はアップしているはず。「他にもぼくが生きるべき世界があるのでは?」という、夢見がちな気分が加速している状況。少なくとも減少していることはあり得ない。
接触衝動
一人になりたい度合いも一人になりたくない度合いも変化なし。「近親相姦的な密着した結合と、接触阻害が同時に存在している」状況は変わらないと思う。

<結果>

性衝動 **タイプ
性欲求のあらゆる傾向を含む、性全傾向型。人間の心の深層にある精神的半陰陽反応で、女性的な性欲と、男性的な性欲が同じに存在する。子どもにはよく見られるが、大人の場合は、両性愛傾向が見られる。


発作衝動 -0タイプ

道徳的抑制をかいた激情爆発型。荒々しい感情、激怒、憎悪、憤怒などが爆発寸前であるから気をつけること。復讐心にもえたり、猜疑心にかられたりする。


自我衝動 -0タイプ

自己否定がこうじて自分も他人も傷つける破壊型。自分の欲望を抑圧しているために、潜在的な破壊活動が起こる。一般に他人からは厳格な人として見られる。


接触衝動 0*タイプ

人やものに頼るべきか、別れるべきか迷う意志不定型。伝統的な古い観念や両親に従うべきか、反抗すべきか、意志の決定に迷う。執着も離反もできなくて、対象との接触に不幸な結果を招くことが多い。

うーん…なんかやっぱり、なんとでも読めるんだなぁという気がした。これを単独で見ると、なんとなく当たってる気がするけれど、2回を比べると、ちょっと微妙。ただ、一定の傾向があるような気はする。普通の占いよりは精度は高いのかも?

以下、2日分を比較してみる。

性衝動
性衝動を向ける先が「個人なのか人類なのか」「男なのか女なのか」という違いはあるにせよ、「『一人の男性として一人の女性を愛する』という社会的機能にはまった形では、愛情が発露しない」という点では共通しているのかもしれない。それはまあ当たってなくもない気がする。男性としての役割意識が希薄なのは常態だと思う。
発作衝動
シナリオとしては通じる。前回「一般に感情激変のしるし。 」と書いてあるから、それが起こったということ?でも、「意識的には」そこまでひどくはない。
自我衝動
破壊的になるほど自我衝動が強くなっているとは思わないけど…
接触衝動
これは前回、今回とも、「執着も離反もできない」という板挟み状況である点では共通している。これは自分の中で確かな傾向だと思う。