ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

二見興玉神社

まだ先週の話をしています。

鳥羽・二見浦・伊勢神宮が、ぼくのオススメする三大伊勢スポットです。こんなに効率よく楽しめるルートは稀だと思います。
ということで、続いては、二見興玉神社周辺です。

▲七夕から1ヶ月経過しても、なぜか町中に竹を飾り中。
子供は、人間とアニマルの中間的存在であるため、たまに卓抜したアイデアを生み出すときがあります。何が言いたいかというと、この「犬」の字がかわいすぎる。


▲ここで有名なのは夫婦岩。伊勢のパンフレットの表紙の写真としてよく使われていますが、「歴史がある」「海もある」ということで、神宮の写真とか、伊勢湾の写真よりも、伊勢のユニークな点をうまく表しているなぁと思います。境内にカニが歩いているのが微笑ましい。



▲さーざれーいーしーのーいーわーおーとーなーりてー…ザッツさざれ石。
ま、そんな長くは無理かもしれませんね。



▲この二見興玉神社の御朱印帳は、デザインが秀逸すぎてため息が出ます
…が!奧の方にある竜宮社の御朱印はくせ者です!筆で書かずにハンコを押すだけということで、十分噴飯ものなのに、なんかインクが変!赤ちゃんがシッコしたあとのおむつみたいに…困ったなぁ。



▲気を取り直して、近くで海水浴です。ここ、砂浜&遠浅でかなり泳ぎやすい。オススメです。夫婦岩を見つつ泳ぐことも可能。でもまあ、水が澄んでいるわけではないので、アニミズム的な感激とは無縁ですが。



▲と、山の方を見たら…安土城キタ!!!!伊勢神宮の前に安土城に行かねばならぬ、と思い、サッサと着替えて安土城に向かいました。徒歩30分。

伊勢・安土桃山時代村

要は日光江戸村の伊勢バージョンなのですが、安土城のレプリカがある。これだけでも行く価値アリです(個人的に)。
安土城の天守閣は、上部が金色、かつ、吹き抜け構造になっていて、和洋折衷&成金趣味丸出しで図面を見るだけでときめくのですが、残念ながら焼かれてしまっており、現存しません…しかし!伊勢で華麗に復活していたのです!



▲外はこんな感じ。ブルーノ・タウトが見たら気絶したはずです。信長は本当に変態。DQNが権力を持つとこんなに面白い建築ができるなんて!



▲で、吹き抜け構造は再現されてなかったのですが、最上階の金箔ルームはバッチリ再現されてます。全部金色だとまったく落ち着かない…ところで日曜なのにいるのはぼくだけ。ココロ社の1日信長です。ちなみに、1〜3Fのビデオは音響機器の不調のためお休み。本当に階段をのぼって上がるだけです。



▲「からくり忍者迷路」。歴史系のテーマパークに必ずあるのがこのからくり。
しかし!ここは半端じゃなかった!なんか入る前からおかしい雰囲気だったんですよ。家族連れとすれ違ったのですが、やんちゃそうな、赤黒ーく太った男の子が半泣きで、親に「もう一回入るか?」と冗談まじりに聞かれても、無言で首を横に振っています。まさか…と思ったのですが、入ったら…難度高し!要領が悪いと何度もループしてしまいそうです。
写真だと明るく見えますが、実物はもっと暗いです。一番右の壁を押すと出られるのですが、壁のすべてを丹念に押していかねばならず、なかなか大変…っていうか、遊びなんだから、張り切ってマジなからくりなんて作らなくていいから!



▲さらに「忍者教練屋敷」。お化け屋敷と同じです。迫りくる壁…priceless
最後は、裸の女忍者が、「覗くとは修行が足りない」的なことを言いながら、乳首から水を噴射します。個人的には、修行しすぎて、覗きというディープな趣味に開眼する人が多いように思うのですが…(ex.マーシー)
とりあえず秘宝館的なテイストがGOODです。

っていうか、「時代村」系列なので、にゃんまげがキャラクターだったのに、にゃんまげと何もしなかった…