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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

忍耐力を鍛える方法

こんにちは。8月12日に『がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル』を出します。いままで鍛えることが難しいとされていた「忍耐力」にスポットをあて、その養成を狙った本なのですが、本の告知だけだと記事としてのお得感がゼロなので、このたび開発した、忍耐力を鍛える方法の概要をお知らせします。電波受信精度が良好な方は参考にしてみてください。

(1)「忍耐」を避けて通ることこそが、時間の無駄であり下手なやり方です

なぜこの本を書いたかというと、「うまくやる術」のような本とか「考え方を変えてみよう」的な本があまりにも多くて、それはどうなの?と思ったからです。たとえばダイエットなんて、うまくやることは食事の量を減らすことに決まっているではないですか。なのに、「白インゲンを食べると痩せる」などの珍妙な説を唱える人がいて、「なぜ痩せる話をしているのに食べる話をしているのか」と思ってしまうのですが、つまり、「食欲を我慢する」という、どんな人でも知っているダイエット方法を採りたくないあまりに、珍妙なダイエット方法を試してみて、しかも途中であきらめてしまい、まったく効果があがらず、ほとぼりがさめたころに、別の珍妙なダイエットを試す、というサイクルを繰り返すのです。

(2)「正攻法を粘り強くやる方法」を実行する方が話が早いです

ダイエット以外でも話は同じで、正攻法というのは一定の忍耐力が必要になってきます。たしかに粘り強く一つのことを続けるのは楽なことではありません。珍妙な英語学習法を考えるより、そこらへんに売っている参考書に地道に取り組む方が確実に効果があがります。勉強しなかったおかげで成績が悪くなる人はいても、勉強したおかげで成績が悪くなる人はいないからです。
つまり、地道な努力を避けようとして、ありもしない抜け道を考えてしまうと、お金と時間を無駄に遣うことになってしまうのです。あまりにも当たり前ですが、絶対に失敗しない王道を粘り強く実行していれば、失敗したり無駄な時間を過ごしたりというリスクを最小限にできるはずなのです。

(3)忍耐力を養成するには「結果に対する想像力」が必要です

正攻法に粘り強く取り組むために必要となる「忍耐力」。いままで忍耐力そのものを養成しようという、クレイジーな切り口の本はあまりなかったのですが、どうやったら実現できるかを一言で説明すると、

「ここで我慢しておかないと、どんなにひどい目に遭うか」
「自分が今していることは、どれだけ愚かな行為なのか」

を、なるべくリアルにシミュレーションすることにあります。「勉強しなかったら○○さんみたいになってしまうんだからね」というお説教があります。その○○さんが不憫でならないし、非常にいやぁ〜な言い方ではありますが、危機感を持たせるには、それなりに有効な方法だということは認めざるをえません。

たとえば、食欲を我慢する方法として、ひとつ考えられるのはポジティブな進め方で、痩せて異性にモテまくっているところを想像してがんばる、という方法ですが、途中で「まあ、モテまくりではなく、少々モテるくらいでいいか」あるいは「モテまくるのは来月からではなくて再来月からでいいや」という気持ちになって、気が緩みがちです。一方で、ネガティブな進め方で、「痩せないと、あんまりいい感じではない異性とおつきあいする刑に処せられる」と思ったり、「自分がわざわざ働いた給料からお金を出して自分の腹に脂肪をためこんでいる」ことなどを想像してみると、「今すぐなんとかしないとまずい」と思うはずです。

つまり、報酬に期待してがんばるのは傍目から見て前向きで美しいのですが、つい、「報酬は遅くやってきてもいい」と思ってしまい実行が遅れてしまいます。いっぽう、罰から逃れたくてがんばるのは、一見すると辛そうに見えますが、「罰が早くやってくるのは勘弁」と思いながら取り組むので、こちらの方が残念ながら効果的であり、人間が人間である限り、その傾向は変わらないので、くるはずの罰を正確にシミュレーションし、それを避けるべく行動することが大切なのです。

(4)『がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル』のアレなワーク

この本には、2週間分の「忍耐ワーク」が用意されていて、取り組むと忍耐力がつくようになっているのですが、そのタイトルの一部を列挙するとこのような感じです。

時間が有効活用できなかった失敗を突きつけ続けるワーク
遅刻の言い訳が、言い訳になっていないことを体感するワーク
失言は「話しすぎ」であったことを思い知るワーク
ダイエット法の無意味さを体感するワーク
空腹を受け流すワーク
食べるための言い訳を一字一句脳内で遮断するワーク
言っても仕方のない愚痴の無意味さを知るワーク
ネットが時間泥棒であることを実感するワーク
罵倒されたときのコミュニケーションを身につけるワーク
曖昧な言葉づかいの誘惑を断ち切るワーク
うまいことを言おうとせず、的確な言葉で物事を伝えるワーク
詩人気取りでたとえを使わないワーク
独自性を出そうとしないワーク
「やらない理由」をつぶすワーク
お客さんの好意的な声を聞かないワーク
「知っている」アピールをがまんするワーク
自慢話をがまんするワーク
つまらない会話に慣れるワーク
ひたすら相槌を打つワーク
スルー力を鍛えるワーク

この見出しだけでおなかいっぱいになったと思うのですが、このワークにすらついていけなかった忍耐力のない方には、すぐ効くワークとして「口にしてはいけないフレーズ39」を用意させていただきました。これについても言いたいことが多すぎなので次回のブログで詳細を扱いたいと思います。


がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル

がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル


通しで読むと発狂してしまうかもしれませんが、忍耐力アップのために、本屋で見かけたら手に取っていただければと思います。

そして……恐怖のココロ社フェアが開催されます!!

いままで重版はかかってもフェアをしてもらえておらず、歯軋りを趣味としていたほどですが、ついにあおい書店さんでフェアを開催していただけることとなりました!

【期間】8/12〜8/31
【場所】あおい書店 町田店さま 池尻大橋店さま
【特典】最新刊『真の忍耐力養成ドリル』をお買いあげの方にもれなく、ありがたすぎて鼻水が出ちゃう箴言付きブロマイドを進呈いたします。

まあ、ぼくのブロマイドなんてほしい人はどれくらいいるか知りませんが、魔除けにはなるかもしれません…今までのクレイジー著書も置かせていただいておりますがゆえ、お近くを通り過ぎたときはダッシュで逃げ…ではなくてお立ち寄りくださいませ。