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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

「ふれあい下水道舘」で、地中深くの極太下水道を体験!

突然ですが、みなさん、最近、下水と触れあっていますか?
「何を寝ぼけたことを…下水はもちろん、嫁はんとの触れあいすらないわ!」という返事が返ってきそうですが、嫁はんとの触れあいについては、北風と太陽の話を思い出して、まず褒めるところから始めたらいいと思いますよ!愛情表現はストレートに、が基本です。
それはともかく、現代において、下水と触れあう機会は周到に回避されていますよね。下水道には厳重に蓋をされていて見えなくなっています。よく、「昔のアイドルはウンコしないと信じられていたんだ…」と遠い目をして語るオッサンがいますが(=わたしです)、よく考えてみたら、今や、下水が隠蔽されていることにより、アイドルではない一般人ですらウンコをしないと信じられているという時代です!これはまずい!まるで自分だけがウンコをしているような気持ちになって、自己嫌悪になっちゃう!

極太の下水道を体験できる夢の施設!


―ということで、自分探しの末にたどり着いたのは、東京は小平市の鷹の台。
「ふれあい下水道舘」に行ってきました。



▲この館は、読んで字のごとく、下水道と触れあえる施設なのです。しかも、そこらへんのモヤシっ子みたいな下水道じゃなくて、極太の下水道!
極太の下水道は、われわれが地上で泣いたり笑ったり伝票の振替ミスをしたりしているその下を流れているのですが、地下25メートルという、思いのほか深いところを流れています。この館は一見1F建てですが、地下5Fまであって、一歩一歩、階段を降りながら下水道に近づいていくときのワクワク感は格別です。

シュールなオブジェがお出迎え!


地下一階でわれわれを迎えるのは素敵なオブジェ。



▲スポーツ新聞の玉門占いを読んで、半勃ちになりながらウンコしているオッサンと、おねしょが止まらない罰として一人でお風呂に入ることを命じられた幼児が、クールなオブジェとして私たちを歓迎してくれます。この部屋では、生活排水がどのように処理されて海へ至るのかをわかりやすく説明しています。



▲また、「下水界のパーマン」の名をほしいままにしているツルツルのお兄さんも、猛スピードで飛んだりしながら同じ流れを説明してくれます。ただ、お顔を拝見する限り、眼球がヘルメットに直付けになっているため、収録を終わり、やれやれ…と、汗を拭おうと思ってヘルメットを脱いだら、視神経がズルズルズル…となってしまわないかと思うと落ち着いて見ていられません!

下水ヒストリーも学べる!


さらに下のフロアでは、かるた形式で、昔の下水について学べます。



▲全国5千万のかるたファンの方にはたまらない仕掛けですね!


また、昔のウンコを拭いた木とかも展示してあって興奮します。▼


みなさんも「何年前のウンコなら平気で触れるか?」という命題について、一度は考えたことがあるかと思います。これは藤原京で発掘された籌木(ちゅうぎ)ですが、このくらい古かったら触ったり舐めたりして、ワイルドな男であることを女たちに見せつけてモテまくりたいところですね。
当時は、木のささくれ立ったのがアナルを直撃したりして大騒ぎだったことでしょう。痛みに耐えながら馬に乗って出陣、激しいグラインドによるアナルの痛みに気を取られていたら後ろから矢で射られて死亡、などと考えると、いたたまれない気持ちになります。

「防火扉」ならぬ「防臭扉」に興奮!


と、くだらない妄想をしながら階段を降りて、ついに25メートル地点に到達。しかし、扉が立ちはだかっています。



▲む…これは防火扉ならぬ防臭扉!これは画期的で、どんだけ臭いんだと思って興奮して開けたのですが、中はむしろ新宿(関西の方は天王寺を想起してください)の方が臭いくらいでした。



▲さらに奥に進むと、潜水艦を思わせる重厚な扉が続きます。けっこう禁止事項が多くて、さだまさしの『関白宣言』を思い出してしまいました。それはともかく、この先にユートピアがあるかと思うと胸が高まりますね。

臭気漂う本物の下水道とご対面〜!


そして、下水道とご対面です。



▲下水道を上から見ることができるのですが、どこから来たのかブヨたちによる大歓迎という、うれしいハプニングも。写真ではスカイフィッシュに見えて、新種を発見した気持ちになれますね…



▲こちらが、みなさんお待ちかねの下水。猛烈な湿気で、呼吸すると、蒸気を吸っているような感じです。

肝心の匂いはというと、鼻が曲がるようなウンコシッコのカクテルかと思ったら、洗剤のフローラルな匂いが漂っています。冷静に考えてみると、お風呂・洗濯・食器洗いが生活排水の中心と考えると、下水はさほど臭くないということになるのでしょう。



▲まだ物足りないというあなたのために、アップも載せておきますね。


もしかしたら長澤まさみchanや、ぶってぶって姫が入ったお風呂の水も混じっていたりして…と思ったので、念のために深呼吸してみました…が、洗剤の匂いの奥に不審なコクのある匂いが…たちまち気持ち悪くなって咳こんでしまいました。下水ルームから戻ってくると、服はもちろん、毛穴にまで匂いがしみこんでいて、スメル・ショック!まあ、人がいないことをいいことに、結構な長時間楽しんだからだろうと思いますが…



ということで、大都会がどういう仕組みで回っているのかを垣間見ることができて、大変有意義でした。これから気温が上がってきて、下水道の湿度がますます上昇の予感。盛り上がってくると思うので、暖かい日を狙ってレッツゴー!