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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

女の子向けの高野山…それは室生山!

新名所

高野山に行ったことのある方はご存知かと思いますが、「女人はここまで」という小屋みたいなのがありますよね。もちろん今は女の人も入れますが、その昔、高野山は女人禁制の地でした。当時、修行をしたい女の人たちは『女人高野』として名を馳せた室生寺に赴いたりしたのです。
ということで、大阪は難波から電車で約一時間、室生山に行ってきました。もう4回くらい行ってるかなぁ。
高野山は遠い上に人が多いので、この秋の観光シーズンには室生をオススメします。


(1)国宝天国の室生寺
室生口大野駅からバスで15分。しばらく歩くと、朱色が眩しい橋が現れます。そこを渡りきると室生寺。門をくぐって急な石段を登っていくと、国宝の金堂がお出迎え。▼


中には所狭しとハイセンス仏が並べられていて目移りします。夢が密集しすぎ!有名なのは十一面観音像ですが、去年の秋に東京国立博物館にお目見えして、江戸っ子の度肝を抜いたことでおなじみの滋賀・渡岸寺(向源寺)の十一面観音に比べると、少し物足りないかもしれません。それよりも、十二神像が、今にも動きだしそうな躍動感をたたえていてほれぼれします。薄暗いこともあり、「あれ?動いてる?」と錯覚してしまうほどです。


五重の塔を経由して奥の院に向かいますが、樹齢800年を誇る巨木に囲まれて昼でも暗くて湿っており、荘厳な雰囲気。▼


見晴らしのよさを売りにしているわけではないですが、手垢にまみれた清水の舞台よりも、こちらの位牌堂の方が怖い!▼



(2)巨木に埋もれそうな室生龍穴神社
室生寺から10分ほど山奥に向かって歩くと、室生龍穴神社があります。木が大きすぎて、神社の存在感が全然ありません。誰もいないので、ゆっくりと、木の中に埋もれる感覚を楽しめます。▼



(3)巨大仏でおなじみの大野寺
室生口大野駅から歩いて5分のところには、大野寺という、石の上に描かれた巨大仏でおなじみのお寺があります。▼


歴史は古く、13世紀初頭に彫られたらしい。高さは12メートルくらい。彫ってる時に綱が切れたら死にますよね。


(4)お楽しみコーナー『外骨格さんいらっしゃい』
もちろん、自然もいっぱい、虫もいっぱいということで、道中で出会った外骨格系のお友達を紹介しますね。

まずはナナフシ。
こうやって正面から見ると怪獣みたいでカッコイイ!巨大化して街を破壊してほしい…ただし芳賀書店と天下一品だけは許して!


しばらく遊んだあと、木に戻してやると、「どう見ても私は枝ですよ…」と、手遅れの名演技を披露してくれました。▼


途中、雨宿りしていたらアシナガバチの巣を発見。中にはパンパンに太った、あんまり可愛くない幼虫がいます。▼


しばらくすると、肉団子を持った親バチが登場。「盗るなよ」という顔でこっちを見てますがそんなものいらないヨ!鼻くそみたいな色でまずそう…そこらへんの毛虫を丸めて作ったに違いありません。こんなの食べ物じゃない!▼


そしてエサを与えているのですが、一方的に与えているのではなく、幼虫も幼虫で、おいしい汁を口から出して親に与えるという不思議な習性があります。▼


親子であってもギブ&テイク。こういう親子関係はどうなんでしょうね。子役タレントとステージママの関係を思い出して、シュンとしてしまいました。


ということで、お寺も自然もいっぱいの室生、Don't miss it!