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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

飲み会の感じのよい断り方ベスト3

4月というと、けっこう飲み会マキシマムなシーズンですけど、みなさん、どうですか?順調に断ってますか?いやぁ…飲みって実に面倒ですよね。特に職場の先輩に誘われる飲みのつらさと来たら…「どこかで『飲みに誘って来ない奴はダメな奴だ』的なことを書いていた人がいたけど、どう考えても参加する人の方が問題…酒の力を借りないと円滑にコミュニケーションができないなんてどれだけコミュニケーションスキルが低いんや!っちゅー話ですよ。会議やメールで満足に意思疎通させるスキルがないから飲み会などという名のサービス残業をやりたがるuuuuuuu!」とお怒りの方もいらっしゃるようですが、落ち着いていただきたいです。というか私が落ち着きます。ということで、感じのよい断り方を習得すれば、面倒なつきあいとスムーズにグッバイできるので実行してみてください。



【第三位】彼女(いてもいなくても)の存在を利用する
これはポピュラーなので、すでにみなさんお使いのテクニークかと思います。飲み会の断り時に発生しがちなネガティブ感を払拭するためには、やはり愛の力を借りるのが便利です。「お前のようなオッサンと飲むのは嫌だ」と言うのは感じが悪いですが、「お前のようなオッサンのことも好きだが、もっと好きなものがある!」というスタンスで臨めば、印象は悪くなりません。そして、彼女と何をするか具体的に説明しておけば、単純な先輩は「俺様、後輩になつかれてる!」と上機嫌になるのです。

先輩:おう!今日飲みに行くぞ〜!
ココロン:すみません…今日は彼女と、隠れ家的な京料理の店に行って、ゆるゆるほっこりとする予定なんですよ!
先輩:隠れ家的!京料理!ゆるゆる!ほっこり!ビンゴだな!
都会の喧噪を忘れ、時の流れがふっと緩まる和の空間を満喫してこいよ!

特に体育会系の先輩の場合、「飲みに行かないか?」という誘い方はしません。「飲みに行くぞ〜」と、こちらが参加することを既成事実にしてしまうのです…見かけによらず狡猾…しかしここが踏ん張りどころです。笑顔で謝りながら、彼女との楽しいデートプランについて説明すれば大丈夫です。万一、彼女がいるというのがウソであることがばれたら、気持ち悪がられてより誘われなくなるのでなお結構。安心して使える定番テクと言えましょう。



【第二位】より強力なオプションで誘い返す
体育会系の先輩は、豪快であることをウリにしてはいますが、意外に夜の生活はアッサリしている人が多いです(「本物の性豪はむしろ痩せ型」という法則!)。そのコンプレックスの裏返しで豪快なふるまいをするというところに悲哀を感じるのですが、そんな人間模様は置いといて、その弱点を突く秘策を伝授しますので実行してみてください。誘われて断るのは角が立つので、誘い返すことで相手の誘いを潰し、相手に断らせるのです。

先輩:おう!今日飲みに行くぞ〜!
ココロン:え?飲みですか?お酒で盛り上がれるなんて先輩がうらやましいですよ…先輩、よかったらソープおごってくださいよ!お酒なんかよりもローションヌルヌルのマットプレイの方が絶対楽しいですって!
先輩:ソープ…か…ごめん、俺行ったことないんだ。病気とか怖いしな。すまんな…

ソープは金銭的にも精神的に敷居が高いので絶対安全です。万一、おごってくれるという話になれば、それはそれで嬉しいサプライズですよね。



【第一位】コミュニケーションを遮断する
これは最後の手段ですが、鉄の意志さえあれば勝てることが保証されています。
たとえば「宇宙飛行士が火星人を飲みに誘ったまではよかったが、オツマミにゲソを頼んだら光線銃で撃たれた」という話は聞いたことがありませんよね。つまり、火星人並みにコミュニケーションしづらい感じにすればOKです。
とはいえ、「うるせえ」「黙れ」などという遮断の仕方は禍根を残すのでNGですね。つまりここでは、秘密の旅行から帰ってきた有名タレントのように振る舞うのが正解です。つまり何を言われても「すみません」の一点張りで防戦するのです。

先輩:おう!今日飲みに行くぞ〜!
ココロン:すみません。
先輩:何お前。行けないの?
ココロン:すみません。
先輩:すみませんじゃないっつーの!何で俺の誘いを断るんだよ!
ココロン:すみません。
先輩:お前、俺のことナメてるのか?
ココロン:すみません…
先輩:ぶっ殺し…
…いや、たかが飲みの誘いで「ぶっ殺す」はないな。じゃあ、次回また誘うわ。熱くなってごめん。

相手もヒートアップしてくるのですが、ヒートアップすればするほどこちらは深く頭を下げます。すると不思議…上下する我々の頭頂部をぼんやり眺めながら「たかだか飲みに誘う話で、なぜ俺はここまで声を荒げているのだろう?」と自己嫌悪に駆られてくれます。



そんな感じです。最初に誘いに応じすぎると、「つきあいのいい人」というイメージができてしまい泥沼にはまるので、最初が肝心。張り切ってジャンジャン誘いをさばいていきましょう!