ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

砂柱〜砂と風と水のつくる芸術〜

「せっかくのお正月だし、どこか外国にでも行ってジャパンマネーをばら撒き、女にモテまくろう!」と思ったのですが、外国の女はどうも全員同じに見えてしまうし、そもそもそんなにマネーはない…っちゅうことで、「そうだ!山陰に行こう!」と思い立ち、電車で6時間以上かけて鳥取砂丘から旅行をスタートしました。ちょっと寒くて、砂丘の端っこにオシッコで「バカ」とシッコ文字を描いてしまうくらい不機嫌だったのですが、その代わり砂柱を見ることができてよかったです。



▲この砂柱というのは、冬だけしか見られないらしい。遠目に見ると尖っているサムシングですが、近寄るととても面白い形をしています。





▲なんか重力に反しているような造形がまったく神秘的です。まるでテレクラのティッシュが意志を持って歩き始めたような…「がんばって、パチンコ屋のティッシュに成り上がりたい!」とか、そういう意志。まあ、それを「成り上がる」と言うのかどうかは知りませんが、この砂柱、どうやら季節風がシャーっとなってできるみたいです。季節風よありがとう!あと関係ないですが、2ちゃんねるも、今まで楽しませてくれてアリガトウ!



▲しかし、これを見に東京からわざわざ鳥取くんだりまで行く物好きはあまり多くありません。昔は砂丘を見渡せる展望台つきのレストランがあったのですが、今はすでに廃墟。数年前に行ったときからすでに廃墟で入りたかったのですが、今回は入り口が、まるでぼくを誘うように開いていたので潜入してみました。



▲たしかに見晴らしはいい。



▲しかし驚くべきはこの展望台のスペック!このパネルを見た感じだと、どうやら回転するらしい!昔は、ラブホテルに回転ベッドがあったようですが、戦後のある時代、回転するというのが、庶民にとっては、ものすごくエクスタシーだったんでしょうねぇ。