ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

ドナルドに代わる、マクドナルドの新キャラクターを考える

ぼくはビッグマックが大好きなのですが、ビッグマックもたぶんぼくのことが大好きです。グイッとつまんだら「早く食べて」と言わんばかりに全身からいろんな汁を出してくる。ぼくは「こんなになるまでじらしてゴメン」と呟きながら頬張る。ぼくとビッグマックは、ポテトやマックシェイクにはやし立てられながら頬を赤らめるのだった…
ということで仕事が終わってからビッグマックと会っていた(注:本当にマックが好きな人は「食べた」とは言わず、「会った」と言います)のですが、トレイに敷いてある紙がいつものバイトちゃん募集の紙ではなくなっていました。「この中で1人だけとセックスできるとしたら誰にしようか…」と思案するのが一興だったのですが、どうやら年末バージョンとして、ドナルドが今年どれだけがんばったかをアピールする紙になっており、まあ、これはこれで悪くない。▼


しかし、やっぱり日本には適さないキャラクターではないでしょうか。この写真の微妙な距離感…どうも子供たちの背中が怯えているように見えます。▼

そもそも、右端の子供の背中に書いてある「ノコギリクワガタ」って何?書けばクワガタが飛んでくるとでも思ったのでしょうか…言霊信仰にもほどがありますよ!まあ、それはともかく、ドナルドが東北の寒村に現れたら、なまはげよりも怖いのではないかと思います。「化学調味料嫌いな子はいねえがー」と言いながらグルタミン酸ナトリウムの白い粉を口に押し込むと、不思議なことに、翌日からマック通いを始めてハッピーエンド…と相成るわけですが、それにしても、キャッチーなタイトルを冠しつつ、なかなか本題に入らないのもいかがなものかと思うので、本題に入ります。ドナルドはいい人だとは思いますが、2007年からは、もうちょっと爽快感のある別のキャラクターを立てていきたいと思います。


トレイMAN
マックの商品は、ことごとくキャラクター化され尽くしていますが、ファイナル・フロンティアと呼ばれているのがこの茶色いトレイ。地味ですが縁の下の力持ちとして、2007年のマックを支えます。


グルタミッキー
グルタミン酸ナトリウムのイメージアップを図ることで、マックのイメージもアップしようという寸法。ミッキーマウスに似たキャラクターが、コカインを吸う要領でストローからグルタミン酸ナトリウムの結晶を吸引しているシーンをCMで流しまくれば、翌日から、マックは不良たちで押すな押すなの大盛況。


後継者がとっても頼もしい面々なので、ドナルドさんも安心して引退できますね!