ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

白亜紀パラダイスと思ったら…フナムシ地獄

今日は振替休日でした。当初は、石垣島or大阪or恐山の3択だったのですが、お金がなくて断念。とはいえトラベル気分を抑えることは難しく、「激安で海が見たいの〜!」という気持ちになって、普通電車に揺られて片道3時間、茨城県のひたちなか市近辺に行ってまいりましたので謹んで報告させていただきます。
なんでひたちなか市かというと、アンモナイトの化石が見つかりまくりの海岸があるとガイドブックにあり、俺漏れも大発見したい!と、ゲーム感覚で化石を探しに行ったというわけです。
まず磯崎っていう駅を降りて適当に歩いていたら、それっぽい地形を発見。よくわからんが、頬を赤らめてしまうくらい大胆な断層です。▼

どうぶつの森でも化石を5個くらい集めた実績のあるわたくしですから、ここで新しい恐竜の化石でも見つけ、「ヒタチココロリュウ」とかいう名前でもつけて、オシッコくさい子供たちがサインほしさに殺到…あんまりうれしくないな…まあいいや。
などと、くだらない妄想に心を躍らせ海岸に降りていったのですが、予想以上にフナムシが多くて、とても落ち着いて歩ける気分じゃない。フナムシたちも、自分たちを持てあましていて「どうしてもっていうなら俺たちのこと踏みつぶしてもいいっすよ」みたいな感じで逃げ方がすごくユルい。遠目に見て、黒い岩だなぁと思って寄ってみたら全部フナムシだったり…さすがに気持ち悪い。▼

ただ、フナムシたちも大人だなとは思いました。彼らにとってみれば、「気温も高くてただでさえ開放的な気分。しかも、海辺に、若フナムシの男女がひしめきあっている」という状況なので、エッチなフナムシたちがいて、昼間から開放的なセックスとかしてるかなぁーと思って注意深く見回してみたのですが、みんなガマンしてました。そこはえらいと思う。

ということで、早々に化石は断念して、次なる目的地である、国営ひたち海浜公園に向かいます。

ガイドブックに書いてあった通り、面積が超すごい!しかも人が全然いない。東京ドーム75個分の面積の中に客は20人もいない(1人あたり東京ドーム3.8個分)。そして親子連れじゃない客はぼくだけ。

▲なんかやりきれない気分になったので、一人で観覧車に乗ってみました。高所恐怖症なので、棒を持つ手に力が入ります。もし「馬鹿は高いところが好き」という俗説が本当なら、ぼくは相当のインテリだと思います。しかも、眼下には、怯えるわたしをあざけり笑うかのごとく、二人乗りの不思議自転車に楽しそうに乗っている男女が…明暗が分かれました。

▲これが海浜公園のキャラクター「海くん」です。草食動物に見えますが、舌先が針みたいになっていて、イノシシなどの動物の血を吸って生きている猟奇的なキャラクターです。疲れていたので「もう花でも何でも好きなものを着ればいいじゃないか」と思いながら写真を撮っています。

まとめ:安かったですが疲れました…