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ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

「お手柄」願望

さすがに気温が12度を超えると、道行く人一人一人にあいさつしたいくらい人類愛に満たされてしまい、自分を持て余してしまいますよね!本格的に春が来たら、毎日こんな気分になるかと思うと恐ろしくなってきます。ということで―自己紹介が遅れました―先ほど、人類愛の一環として、携帯でエロサイトを鑑賞しながら歩いていたところ、車に轢かれそうになってしまったココロ社です。しかし轢かれそうになっても気温が高いのは変わらない。「さっきは轢かれそうになったけど、生きていることのすばらしさを実感できたので、むしろいい経験だった。また轢かれそうになりたいくらいだ」と考えてしまうほどポジティブな摂氏十二度シチュエーション。ただいま池袋の西武の屋上からお送りしています。もちろん横には「かるかや」のきつねうどんです。この世に生を受けてから数万本のうどん―本当のうどん好きはうどんを一杯二杯と数えたりはしません、十本二十本と呼ぶのです。うどんを数えさせれば本物のうどん好きなのかがわかります―を食してきたぼくですが、ここのうどんよりおいしいうどんは食べたことがない。手打ちであることを不必要にアピールする不揃いなうどんたち…口にすると小麦の甘い香りが…甘さを感じることができるうどん!…いや、うどんの話なんてどうでもよろしい。本題に入ります。
最近、気温の上昇に比例して「お手柄」願望が高まり中です。まあ、轢かれそうになっている男が「お手柄」なんて身の程知らずなのかもしれませんが。理想のシチュエーションは、「出勤途中に、幼児が誘拐されそうになった瞬間、犯人を取り押さえる」です。別にオッサンが誘拐されそうなのでもいいのですが、オッサンはあまり誘拐されないし、もしかしたら「誘拐してくれた方がいい」と家族に思われているオッサンもいるかもしれないので、(特に口から生ゴミの匂いのするオッサンの場合など。ふと思ったのですが、口の臭すぎるオッサンの娘は、口の臭い男と平気でつきあえるのでしょうか?それとも別問題?ぼくの仮説では、口の臭すぎる若い男は、口の臭すぎるオッサンの娘としか結婚できず、その夫婦の子供の口は遺伝的に臭くなる…ということで、口の臭い家は末代まで臭いのではないかと思います。ここまで書いていて、自分の口の匂いが気になってきました。、今の論理からすると、ぼくの口が本当に臭い場合、親の口が臭いはずですが、親は加齢臭はしているものの、口はそんなに臭くないので、ぼくも臭くないんだと思います。安心しました…念のため言っておきますが、口の匂いがどうであるかというのは、その人の人格とは一切関係ありません。ちょうど貧乳の人でも心は豊かだというのと同じ原理です。)やはり手堅く幼児がいいかなぁ…。で、一番大事なのは「出勤中」というところです。何がしたいかというと、犯人との格闘を終え、息を切らしながら「ハァハァ…ちょっと…ハァハァ…お手柄しちゃったので…遅刻します」と会社に電話してみたいのです。普通は遅刻したら怒られますが、このときばかりは超法規的措置として遅刻が許されるのです。まあ、パンクチュアリティを重視しない人間にとっては、その超法規的措置に何のトキメキも感じないんでしょうけど…時間に対して不感症なのはよくないですね。ぼくは敏感すぎて、遅刻する夢で早朝に目が覚めたりするタイプです。ぼくが遅刻というと、乗っていた電車に人が飛び込んで(しかも最前列だったので飛んでいく人影を見てしまった)声を震わせながら会社に電話、というのがあったくらいです。もちろんこれも超法規的措置でしたが、ドンヨリするだけで何の喜びもなかったです。