ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

暴君ハバネロに対するわさび業界からの返答

「昨日はオール(ナイト)で飲んだけど、酒が水みたいでさぁ…あ、そうそう、ハバネロのスナック食べたけど、むしろ甘かったよ」と話しかけられた場合、(1)朝まで起きている体力、(2)酒に強いこと、(3)世間で辛いとされているものも平気であること、を褒めてあげるのが大人というものだ!と身構えているのですが、よく考えたら人と話す機会もめったにないので、身構える必要などありません。それだったら地震に備えて身構えた方がいい。多くの死者が出た地震の唯一の生き残りとしてインタビューを受けて「ありもしない友人にあり得ない言葉を吐かれたことを想定しているうちに馬鹿馬鹿しくなって、それなら、ということで日常的に地震に備えてきたのです!」と語るのです。世間は「こんな馬鹿じゃなくて、もっとマシな人が生き残ればよかったのに」って思うはずです。
それはともかく、辛さ市場におけるハバネロの寡占ぶりを『わさビーフ』のヤマヨシが指をくわえて見ているはずもなく、超辛口のわさびを出してきました。写真のようなパッケージです。関係ないですが写真の左端に映っている茶色いのはぼくの足です。他にはもうちょっとシャレた色遣いのズボンも持っています。
これはすごい辛さでした。唐辛子でつけてきた耐性を無に帰す辛さです。ただし「二度とごめんだ」と思うくらいなので、残念ながらもう口にすることはないだろうと思います。