ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

怪しい少年少女博物館(伊豆高原)・詳細情報

先日、微妙に話題を呼んだ博物館。詳細レポートです。


入り口はこんな感じ。この「伝染るんです」の山崎先生が正装した感じの男がこの博物館のイメージキャラクターです。何を伝えたいのかは不明ですが、少なくとも世界平和を訴えているわけではないことはたしかです。




コンセプトは、昔から現在までの若者文化・風俗を年代順に集め、余った展示物をさらに適当に並べているという感じ。戦時中から始まっていて、ロカビリーとか安保闘争から竹の子族とかそういう感じ。ヒッピーも取り扱っており、さりげなく「Z」と書いたヘルメット(つまり革マル派。写真中央参照)も。安田講堂のビデオもエンドレスで流れており、学生運動に関しては他より重きを置いている模様。


2Fには、おみくじやら、恨みを綴ったわら人形があります。ユーモアがウリのこの博物館ですが、ユーモアを求めていたはずの来訪者たちの恨みは以外にシリアス。現代の若者たちの心理が浮き彫りになりました。


たしかにうざいかもしれませんが…嫉妬深い女は、むしろ彼氏を遠ざけることが多いので、ここはグッと我慢が必要。彼氏がこれを見たらドン引きです。
あと、「だぁ」っていう愛称はいくら何でもゆるみすぎです。



ハートの黒さが印象的です。



流行の「理由なき殺人」の萌芽を見ました。



こんな伊豆の端っこの博物館に書くよりも…警察に相談が吉。



いつもCMの終わりに「ご利用は計画的に」って書いてあったのが読めなかったのでしょうか。


また、別館には「夜の学校」というお化け屋敷も併設。トイレの花子さんとかそういう感じです。ぼくは「トイレ=汚いところ」という先入観があまりにも強すぎるため、「便器から手が…」と聞いても「イヤ!不潔!」という嫌悪感しか感じなくて、怖いとかはなかったです。つまりここは不潔な場所。

とにかく、いろんな要素が混在しているので、五目焼きそばとか、もんじゃ焼とかが好きな人には特にオススメです。