ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

江ノ島〜鎌倉

手持ち無沙汰だったので行ってみました。あと御朱印ほしさに。

江ノ島弁財天
「メジャーなわりにエロい」と定評がある、日本三大弁財天の1つ、江ノ島弁財天。わりと古くからあるらしいが、控えめな秘宝館のオブジェにしか見えないところが大変愉快(写真参照)。ここはストリクトリー撮影禁止なので、さりげないカメラワークが要求される。あと、ここの弁財天ストラップが非常にいい。カプセルの中に弁財天が入っている。ストラップを買うのが目的で来たのだった。御朱印ももらったのだが、先日買った大神神社の最強御朱印帳をゴルァ!と出すと、先客は中尊寺の御朱印帳(青地に金の模様がものすごくカッコイイ。あこがれの御朱印帳。)を持っていてショボーン
児玉神社
同じく江ノ島にある。この神社は本当にクレイジー。祭神は、日露戦争満州参謀長の児玉源太郎。さらに社殿の設計担当は…伊東忠太!キター!あの変態が設計したのだから絶対変な妖怪とかがあちこちにあしらわれてるはず…これは是非…と思ったのだが閉まってた!また行かなきゃアカン。プンスカ!
極楽寺
江ノ電に乗って、ダイレクトに長谷ではなく、1つ前の極楽寺で降り、ちょこちょこ小さな名所を経由して長谷まで向かうコースにした。休日で鎌倉といっても、長谷寺と高徳院(大仏)以外は人は少なめ。極楽寺は地味だけど、薬を混ぜる蜂に金魚がいたりして楽しい。金魚たちが鉢の側面に体をこすりつけて、土が舞うシーンとか、藤枝静男っぽい。あとは中途半端な宝物殿をなんとなく見る。釈迦如来坐像の左手がすごく変なので観察した。骨が折れてるんじゃないかというくらい外側を向いている。
成就院
仏像や建物でこれというものを置いてないところは、花でなんとかしようという傾向があるように思う。しかしここはどさくさにまぎれて、全然関係ない花、アンスリウムとかが置いてある。南国の花やんけ…しかし、参道の両脇がアジサイ、しかも先には海が見えるので、6月とかはいいのかもしれない。しかし今は10月。ぶっちゃけ御朱印のために寄っただけ。

御霊神社
ここのウリの一つは、参道を江ノ電が横切っていることと、なんか宝物殿に適当なグロいお面があるところ(これも撮影禁止なので節度をわきまえた撮影が要求される)、あと、細々とした重たい石やらどこかの大きな神社の分社みたいなのがある。人もいないのでわりとオススメ。踏切のところは、なんかカメラマン気取りでいい写真を撮りたくなってしまう。尾道を思い出すんだよね。

長谷寺
悪趣味さがウリ。建物は鉄筋が多い。十一面観音は金ピカで存在感はあるけど、あんまりかっこよくない。無駄にでかい。あと、中に大黒天があったりして、神仏習合甚だしい。洞窟の中に弁財天があったりするアトラクションっぷりも下世話で楽しい。四天王寺を彷彿とさせる、アンチわびさびの極北。
高徳院
奈良の大仏より小さい。継目の処理が汚くて、なんかいっこく堂の腹話術人形みたい。純粋に御朱印目当て。

ということで、今回は昼からサックリ旅だったので、8御朱印ゲトして終了。