うどんといえば、讃岐うどんが有名、で、讃岐であろうとなかろうと、「麺のコシ」は、うどんのおいしさを計るかなり重要な要素であると一般的には考えられている。
しかし!!関西圏の端っこにある伊勢で、通常とはまったく逆のコンセプトで、360年も前から驚くべきうどんが製造されていた!
東京では、大田区の「カフェ・シュガー」*1でしか食べられない(まだ行ってない)「伊勢うどん」。*2特徴は
- 太い、コシ皆無の麺
- 太さは讃岐うどんの倍。しかも長時間ゆでるのですごく柔らかい。冷やすわけでもなく、ゆでたのをそのまま、なので、最もコシを感じられない状態。コシを求めるのをやめ、「柔らかさを楽しもう」という、心の切り替えが必要。
- どす黒い、ごく少量のダシ
- 東京のうどんよりもさらに色濃いダシが少量かかっていて、太いうどんを焦茶色に染めている。食べてみると、全然塩辛くなくて、たまり醤油に魚のダシ(炒子がいっぱい入ってる感じ)がものすごく効いていて、太いうどんも単調にならずに、奥深い味で楽しめる。
伊勢神宮近くの店で食べると、おまけにサメの切り身とかが付いていてオトク。
もともとコシはいらないものなので、通販のでも、それなりにおいしいと思う。こことか。
以前、簡単に紹介しましたが、一昨日、スーパーで見かけたので買って、今2杯食べて興奮したので書いてしまいました。
しかし、讃岐うどんとは完全に逆のポジションなのに、おいしいと思える自分が不思議。最初に食べたときはちょっと戸惑って評価しがたかったけど…また伊勢に行きたいな…