ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

男ならボーナスで化石を買うべき

日本人の平均年間化石購入数は1.3個。
それに比べてアメリカは9.8個、フランスは14.4個。
あきらかに日本は遅れをとっています。
みかけだけは先進国ですが、心の豊かさ(=化石を買う習慣)はまだまだ不足しているように思います。フランスでは、男の子の誕生日には必ず化石を買うらしいです。貧しい家の子は三葉虫を買ってもらい、金持ちの家の子はステゴザウルスの平べったい歯とかを買ってもらうそうです。アメリカでは、愛の告白の時には、化石と化石の間に手紙を挟んで渡すそうです。

ということで、写真は、ジュラ紀、だいたい1億5000万年前のアンモナイトの化石。色が銀色なのは、なんか、貝殻の炭酸カルシウムの成分が、長い時間を経て、黄鉄鉱(FeS2。硫黄混じりってこと?)と入れ替わったらしい。もう不思議すぎて死んでしまいそう!新宿・紀伊国屋の化石コーナー(どうやら、調べてみると、それなりにリーズナブルな価格で売っている店と思われる)で見て、思わず釘付けになってしまい、税込み4725円で買ってしまった。さらに勢いはとまらず、もう一種類買ったので、また明日書こうと思う。生命の神秘に唸るか、あるいは独身サラリーマンのくだらない衝動買いに苦笑するかしていただきたい。