ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

キモい男性のコメント攻撃をかわす法

ブログを書いている女の人とリアルで会うと必ず盛り上がる話題が「気持ち悪い人がモリモリコメントしてくるので困っている」という話。一瞬「漏れ、遠回しに非難されている?」と思ってドキドキするのですが、そうではないと信じたい。まあ、コメントだけならいいような気もしますが、コメント欄で「会いましょう」とか書かれたら、「お前、公衆の面前で、淑女であるわたくしに『キモイから会いたくない』とか言わせる津森加代!私が悪役かよ!」と言いたくなるだろうなとは思います。中には高校時代の気持ち悪い同級生に発見され、ストーキングライフ第二章が始まる…というドラマティックな例もあって、聞いている方としては21世紀を感じさせてくれて大変わくわくするのですが、本人たちは困っているようです。


そこで気持ち悪い男性ブロガーといえば最初に浮かんでくるわたくしことココロ社がアドバイスをするので、淑女の皆様、適宜ご参考にしてください。まあ、ぼくが「こういう感じにされると心もチンチンも萎縮しちゃう」と思うメソッドなので、少なくともぼくのことは撃退できますから、ココロ社大嫌いな人は読んで即座に実践してみてくださいね!
今回は、相手のレベルに応じた策を用意させていただきましたので、適当にレベルを計り、適用してみてください。

【レベル1】男受けのしない日記を書く
まずは、男がげんなりするような日記を適宜混ぜていき、男払いをするという方法を試してみてください。

これでたいていの男はいなくなりますが、いい感じの人もいなくなるので多用は禁物です。キモい男がいなくなったら模様替えして可愛らしい日記を書けばいいのです。



【レベル2】「嫉妬深い彼氏」を登場させる
レベル1のハードルを越えた男は、かなりアレだと思うので、今度は男の影をちらつかせます。嫉妬深い設定にするとコメントやアプローチの難度がぐんと上がりますよ!

こうすれば、ハードルはかなり高くなります。まあDQNっぽいことを書くと「そんな男よりもボクが!」という話になって非常に難しくなるので、そこらへんは要調整。



【レベル3】コメント欄でYESとNOしか言わない
ここからは個別対策です。間接的にアプローチ不能感を出してしまうと、意中の男性が逃げてしまうデメリットもありますし、そもそもキモい人ほど遠回しに言っても通じない場合が多いですよね。そういう場合はコメント欄であっさりとかわしてしまうのが無難です。

説明不要かと思いますが、マンドリルが撃退したいターゲットです。友達のゆっきーにはノリノリで応対しているココロ子が、対マンドリルにはそっけない。普通はこれで気づくはず、です。



【レベル4】あえてバレバレの「忙しい」を使う
まだ食らいついてくる客には、もうちょっと露骨にしないとダメかもしれませんね。日記の本文には「暇すぎる」と書いて、「忙しいので」と誘いを断る手法を使いましょう。

逆に、ここまでしても察しの悪い人がいるので、そういう場合にはレベル5に移行するほかないですね。



【レベル5】手を汚さずに自作自演
これは本当にハイレベルな相手にしか使ってはならない禁断の奥義です。なぜなら、ちょっとこちらの良心が痛むからです。別人を装って、ターゲットを叩き、仲裁に入るというやり方です。

愛読者Aの正体はココロ子、そして何喰わぬ顔でココロ子の名前で登場し、愛読者をたしなめます。そしてポイントは「言い過ぎ」。まちがっても「わたしマンドリルさんのコメントも楽しみにしてます」とか言うと、荒らしの登場で二人の絆が深まって…とか妄想されますから、「言い過ぎ」あたりが適切な落としどころと言えます。
まあ、このテクは最高に陰湿ですが…そこはあれです。便利な言葉があるじゃないですか。小悪魔です。そう!あなたはキュートな小悪魔!

ということで、ぜひご活用ください。女の幸せは、ノーと言った回数に比例しますからね!