ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

『ソープへ行けと彼女は言った。』のニューバージョン

先月末、『文學界』の新人賞に応募しました。今から20年後、50歳を過ぎたサラリーマンが部下に背負われて高尾山に捨てられる…という時事問題チックな話を書いたのですが、そろそろ神様は私に新人賞をくださってもいいのではないでしょうか?私はいかなる検閲や改ざんにも文句一つ言わない、とてもよい子なのですから!
次回はどこに出すか決めていませんが、氷河期世代が各地で挙兵して戦っているところに天照大神がブレイクダンスを踊りながらやってくる、という感じの小説を書きたいと思います。


それはそうと本題です。
「主人公が最初に言われた屈辱的な台詞とまさに同じ台詞を、最後に主人公が勝ち誇って言い返す…というオチが予想外すぎて最高!」と評判のショートショート『ソープへ行けと彼女は言った。』ですが、皆さん読まれましたか?ぼくも最高だと思ったので、自分でも書いてみようと思います。

心をこめて「好きです」と言ったのに、あの女は、「ソープへ行け」と、蚊に刺された痕を掻きながら言ったのだ。
その瞬間、全身の血が沸騰するような怒りに襲われた。ただし、私は長年の不摂生がたたっており、血の粘度がとても高い。沸騰しても、外から見るとあまり沸騰していないように見えるという利点を生かして平静を装ったのだが、この怒りは自分だけの怒りではなく、万世一系の怒りであるように感じられた。彼女の声が頭の中でこだまする中で、誰のものかよくわからない記憶が頭の中を占領し始めた。


「ソープへ行け…」
真剣に人生相談の葉書を送ったのに、北方謙三先生には一言で片付けられた。しかし、ハードボイルド小説の作者の言いつけを守らなかったら蜂の巣にされそうな気がしたので、渋々言いつけに従った。写真とだいぶ違う女に「北方謙三に言われたから来ちゃった」と小首を傾げてみるが、「誰それ?」とつれなく返され、心もペニスも萎縮してしまう。


「トルコ風呂へ行け…」
トルコ人たちの迷惑そうな顔。「モチロン、人間デスモノ、セックスハ嫌イデハナイ…ト言ウカ、ムシロ好キデスガ、コノ名前ハ差別デハナイデスカ?」
そう詰め寄られたら名称変更を考えねばならないが、「スッキリ風呂」「温泉じゃないけど疲れがすごく取れる之湯」など、思いつく名称のすべてを警視総監にダメ出しされ続けた。


「慰安所へ行け…」
一日の仕事を終え、コンドームを泣きながら洗う慰安婦たち。明日もこれを使うのか。余りにも大量に精子を見たので、肉眼で一匹一匹が確認できるようになってしまったが、日本兵の健康を確認したところで何もいいことはなく、明日も汗臭いオッサンたちに抱かれるだけの話である。


私が30歳を過ぎても童貞であることの理由の一つに、「性的な妄想をしている中で、いつのまにか自分が女役になって可愛らしいあえぎ声を出している」というところがある。これは、「私は女性の気持ちがわかる紳士である」と自認しているのだが、女たちからは気持ち悪がられるだけだろう。しかし、年がら年中、性的な妄想に耽っていると飽きがきてしまうので性別を変えるなどのダイナミックな変化が必要なのである。
性について二十四時間体制で考えている私が童貞だというのはあまりにも逆説的だ。考えすぎるのがよくないのであれば、別のことを考えてみればいいのだろうか。試しにテレビに映っているアメリカの大リーグに意識を集中してみたが、バットがただのバットであるようには見えないし、グローブが単なるグローブであるとも思えない。セックスから離れたくて野球を、しかも日本野球よりもヤクザ臭がしない分健全であるはずの大リーグを見ているのに、セックスのことしか考えられない。もうだめだ!と、外に飛び出し、無心に走る。いや、無心というのには偽りがあった。私は前から目をつけていた三千円のピンサロを確実に目指していた。角を曲がるときも大回りすることのないように早めに体を傾ける周到さ!ピンサロとは、ソープの十分の一の価格で性を謳歌できる夢のスポットと聞く。ドアの前まで行くと、老人が優しく迎え入れてくれた。


「いやぁ…初めてですかお客さん。」
「は…はい」
「最近は格差社会、ということかもしれないのですが、ソープへ行けってアドバイスされたのにこういう店に来る客が増えているんですよ」
「ひどい世の中です。善良なサラリーマンが気軽に女一人も抱けないなんて…」
私は自分の理解者が現れたと安堵し、思わず本音を口走った。
「そうですよね。そこで私は考えたのです!風呂の中でソープ嬢の映像を見たら、ソープに行ったことと同じになるんじゃないかと!こっちの方がピンサロより絶対いいよ!」
店主が自信たっぷりに風呂場に招き入れ、ビデオのスイッチを押し、風呂場のドアを閉めると同時に、古びたブラウン管から裸の女が現れた。ビデオでソープ嬢がローションだらけで腰をくねらせているのを見て私はたちまち勃起した。迷わず右手を添え、しごき始めた。


店主がビデオカメラを抱えて風呂場に入ってきた。
「撮ったよ!DVDで撮ったよ!これをお前の母ちゃんに見せてやる!お前の家にDVDがなかったら再生機もセットで売りつけてやる!」
店主は勝ち誇った表情だったが、今の私にとっては、薄汚れたブラウン管に写っているソープ嬢がすべてだった。母親にDVDを見られても、しばらく気まずいのに耐えれば大丈夫だ。人の噂も七十五日。それが家族の間であれば、五分の一程度に短縮されるという話を偉い学者がしていた。私も、このオナニーが終わったら、そんな偉い学者を目指してみようかな、と思った。偉くなれれば、ブラウン管の奥から、ソープ嬢が愛の告白をしてくるに違いない。

最後まで読まれた方、申し訳ありません…そしてありがとう!

自民党「年金パンフレット」の完璧な代案を作ったヨ!

自民党の公式パンフレットでありながら怪文書の色気も備えているというエンターテインメント巨編「年金、大丈夫です」。しかし残念なことに説得力がないのが玉にキズ。
まあ、今の年金システムが破綻することは誰の目にも明らかです。「年金は全部『肩たたき券』に換算して支給したらお金がかからなくていいじゃなーい!」という、敬老の日における小学生の悪知恵レベルの代案を本気で考えざるを得ない状況です…が、この事態を憂慮したわたくしココロ社が、日本の未来がかかっているということで、ちょっと仕事を早めに切り上げて「年金、大丈夫です」の代案を考えました。精読して、不安がっている周りの人にぜひ配布してあげてください!
ドント・パニック!これで本当に大丈夫になるので、みなさん安心して寝てくださってOKですよ!



どうですか?
読むだけで生きる勇気が沸いてきましたよね!そんな感じで、ゴキブリのようにしぶとく生き抜きましょう!

『ドラえもん』の最終回を11個自作した

ドラえもん』の最終回を勝手に作って売った件が話題になっていましたが、あれはよくないですね。何もないところからキャラクターを立てて認知させるには、大変な努力が必要なのです。それを怠って、確立されたイメージにただ乗りしてお金儲けするのはちょっと問題。
何もないところから話を作るのはとても大変ですが、既存のキャラクターや設定を借用すれば、感動の最終回なんていくつでも作れます。
ということで、みなさんの寝ている間に、11個最終回のネタを作ったので、最後まで読んでひとつひとつ泣いて、著作権の大切さを実感してください。

【1】ドラえもん最終回「オカンと俺と、時々ドラえもん」の巻
「関西人でもないのに母親のことを『オカン』って呼ぶのってどうなの?」というのび太の批判に答えるように、ドラえもんは「オカン殲滅機」を四次元ポケットから取り出す。本籍が関西にない母親が「オカン」と呼ばれた場合、装置からドイツ製の鋭い刃物が回転しながら飛び出し、ターゲットを惨殺するという恐ろしい装置だが、当ののび太自体が思春期に突入してしまい、母親のことを「お母さん」と呼ぶのが気恥ずかしくなり、思わず「オカン」と呼んでしまう。


母親の葬儀でのび太がドラえもんに逆ギレして責めるも、ドラえもんは終始無言。少しでものび太の気が晴れるなら…と思い、ぐっと堪える…という感動のエンディング。

大人になってから急に「オカン」と呼び始めた人もいるみたいですが、お母さんたちは急に呼び名が変わって戸惑うでしょうね。

【2】ドラえもん最終回「徹底抗戦!剛田家を支援せよ!」の巻
小泉構造改革の典型的犠牲者である剛田家。消費者はコンビニや大規模スーパーで新鮮な野菜を購入し、ひからびた野菜を細々としかも高い値段で売る剛田商店に見向きをするものなど、今や誰もいない。
そして、最初はゲーム感覚で滞納していた給食費もマジで払えなくなってしまう始末。もはや一家心中か?と思ったところに現れたのはスネ夫、しずか、のび太…(ドラえもんはメンテナンス中のため欠席)
「平成の徳政令を出してくれないと自殺します」って書いた遺書を文科省に送るというのはどうだい?」悪知恵の働くスネ夫の発案で、競うように遺書を書き、送ったのはよいが、いじめ遺書に慣れた文科省は華麗にシュレッダー送りにしてしまう。


「俺たちの負けだな。でも、お前たちの気持ち、うれしかったよ…」ビニールテープで厳重に目張りされ、トランクに練炭を満載した車の中からタケシは手を振った…という感動のエンディング。

個人でやっている店は大変ですよね。急にサラリーマンに転職するのも難しいし…

【3】ドラえもん最終回「ジャイ子と花沢さんはたしかに似てるけど…」の巻
ゆとり教育の揺り戻しで、小学生なのに英語を習わされているのび太。日本語もギリギリなのに、うまくいくわけもなく、徐々に鬱状態になり、記憶力も減退。つい、ジャイ子を呼ぶときにド忘れてして「花沢さん」と言ってしまう。昔から「サザエさんで言うと、私は花沢さんかも…いや、それはない!早川さんレベルには達してると思う!」などと考えていたので、怒りもひとしお。怒りで訳がわからなくなったジャイ子は、のび太に心中を提案。鬱状態ののび太は無抵抗にそれを受け入れてしまう。
玉川上水で見つかった二人は、まるで寝ているような安らかな表情で死んでいた…という感動のエンディング。

鬱状態の人に、重大な判断を強いてはいけませんね。治ってからがいいです。

【4】ドラえもん最終回「しずかちゃんの美貌は永遠に!」の巻
ある朝起きて鼻の下の産毛を剃ろうとしたしずかちゃん。鏡に汚れが…と思って拭き取るが、なかなか消えない。目を凝らしてみると、汚れていたのはしずかちゃんの顔だった!「小学生なのにこんなシミ!」と愕然とするが、この若さでシミ取り術など知るわけもなく、ヘチマでできたタワシでこすると血が出てきた。「しめしめ…かさぶたが剥がれたら、もとの白い肌が復活よ!」と、かさぶた生成期における微妙なかゆみを首尾よく我慢し、自然に剥がれるのを待ったのだが、剥がした後には倍のシミが!かくなる上は日焼けすることでシミをごまかしてしまえ、ということで日焼けサロンに通い出し、いつしかそこの店員といい関係になってしまう…という感動のエンディング。

「黒いしずかちゃんより白いジャイ子」と言う人もいそうです。

【5】ドラえもん最終回「ブラックドラえもんが現れた!」の巻
のび太が親に隠れて「あいのり」を見ていたら、突如画面がバリバリに割れて登場したのは黒い色のドラえもん。四次元ポケットから核兵器でも取り出すか…と思い、失禁してしまったのだが、実際ポケットから出てきたのは、微妙にねじが外れているが使用上は問題ないどこでもドアなど。つまり青いドラえもんとほとんど変わりはないのだが、なぜのび太は怯えてしまったのか。
「『黒い色のドラえもん』ということで警戒したということは…よく考えたら黒人への差別意識を持っていたのではなかろうか」と自問自答するのび太…ドラえもんに「差別判定機」を出してもらい、自分の心の中に差別意識があるのかないのかを判定してもらおうとした。ドラえもんが「差別意識があれば黒、なければ白になる」と説明したら、「その白とか黒とかが差別じゃないかって言ってるんだよ!」とマジギレする…という感動のエンディング。

差別は難しいですね。差別するつもりがなくても「その無意識ぶりが差別そのものである!」と糾弾されたら反射的に謝っちゃう。

【6】ドラえもん最終回「ドラえもん、ギャグボールで恥さらし」の巻
ギャグマンガの主役でありながらギャグが言えていないことを気に病んでいたドラえもんが、雑誌で見つけたのがギャグボールの通販広告。気の利いたジョークが言えるようになる道具と勘違いして購入するも「笑わせる人」にはほど遠く、言葉も満足にしゃべれない。たちまち「笑われる人」になり、ヨダレに混じって涙も流した…という感動のエンディング。

抗菌のギャグボールとか作ったら売れそうですね。

【7】ドラえもん最終回「ミッキーマウスからネズミに慣れていくテスト」の巻
耳をかじられたトラウマでネズミが大嫌いになってしまったドラえもん。あのピンク色の鼻が憎い!…しかし、冷静に考えてロボットのパーツが動物に囓られるという事態はあまりにも不自然。チーズ製の耳ならともかく、何かの間違いじゃないか?…だとしたらネズミに対してあまりにも失礼!ということで、トラウマを克服するためにディズニーランドに出向き、キャラクター化されたネズミの最高峰との誉れも高いミッキーマウスと絡んでみるものの、緊張のあまり、二の腕の付け根あたりから妙な匂いのする液体が漏れまくり、ちょっとした異臭騒ぎになる…という感動のエンディング。

「ネズミではなく、金属を好むバクテリアに食べられたのではないか」というのが持論です。

【8】ドラえもん最終回「スネ夫、カビンどころじゃないネ」の巻
カミソリを腕に当てて「買わないと切っちゃうぞ」と脅迫することで首尾よくパソコンを入手したスネ夫。しかし、使い方がよくわからず、することといえばエロサイトの閲覧(しかも「sex」で検索していることが検索履歴で親バレして赤っ恥)くらい。もっとかっこよくてスリリングなことがしたい、と思い、「ウイルス ダウンロード」で検索、見つかったウイルスのURLを2ちゃんねるに貼りつけてほくそ笑むも、「通報しました」のレスを連発されてだんだん怖くなり、不特定多数に平身低頭で謝る羽目に。そして最後には裸踊りの動画をyoutubeにアップしろという要求に応えることに…という感動のエンディング。

スネ夫はウインドウズじゃなくてマックなんだろうなと思います。

【9】ドラえもん最終回「お前はどこのワカメじゃ?」の巻
猫型ロボットとはいえ、精神年齢は10歳程度のドラえもん。さりげなく不潔なのは少年につきものなのでやむを得ない。彼が道具を出すたびに、その道具に髪の毛やクッキーのカスなどが付着していたが、道具たちのあまりの有用性に、そのへんは不問に付していたのび太。しかし、ある日出したタケコプターの羽の付け根部分に、縮れた毛が巻きついているのを発見し、さすがに激怒する。ドラえもんは、「いままでの恩を忘れて陰毛ごときに激怒とはねー」と悪態をつきながらも「陰毛消し機」を出してスイッチを入れたが、一向に消える気配がない。もしや…と思い「毛の部位&持ち主特定機」を出して調べてみると、なんとしずかちゃんの脇毛であることが判明。のび太、ドラえもん、そしてのび太の父をも巻き込んだ血で血を洗う争奪戦の火ぶたが切って落とされた…という感動のエンディング。

一人の女の人が、一生のうちに剃った腋毛をまっすぐにつなげると、東京から福岡までいけるそうです。

【10】ドラえもん最終回「骨川スネ夫が骨になるとき」の巻
両親のセックスシーンを目の当たりにしてから、しきりに体調不良を訴えるようになったスネ夫。それは「構ってほしい」というサインだったことに両親は気づけず、うっすら汗をかきながら愛し合うのみだった。しかし持つべきものは友。彼をはげまそうと、ジャイアンが単独リサイタルを企画した。新曲を披露するが、さすが空気が読めないジャイアン。「お父ちゃんおかあちゃんがプロレスをして、ぼくらは生まれた」「コウノトリなんて都市伝説」など、スネ夫のトラウマに塩を塗りつけるような歌ばかり歌い、スネ夫の体調不良にますます拍車がかかった…という感動のエンディング。

両親のケンカを見てトラウマになる子はいますが、仲良くしてトラウマというのは甘えすぎですね。

【11】ドラえもん最終回「赤紙だよ!ドラえもん」の巻
長らく無職だったのび太のもとに一枚のピンク色のハガキが…さては裏DVDの案内か、そろそろ今持っているのを見飽きてきたから買おうかな…と思ってよく見たら「召集令状」と書いてある。「遠回しに薄いピンク色のハガキにしやがって…ちゃんと赤い紙にしろよ!」と思わず拳を振り上げたときに、居間でゴロゴロしていたドラえもんが起きあがって「なあのび太。その振り上げた拳、だれにぶつけるつもりだ?ハガキを出した役人か?叩く相手、間違ってるだろ!公務員叩きも大概にしろ」と説教され、真の敵の存在と愛国心に同時に目覚め、鼻息も荒く戦場に向かう…という感動のエンディング。

次の戦争の召集令状は何色なんですかね。「血を連想させ、残酷でよくない」と人権団体に言われて、緑色とかになりそうな気がします。



このように、有名なものをモチーフにすると、すぐ話が作れてしまいます。人の作った話に安易にただ乗りするのはよくない、という話でした。

ドナルドに代わる、マクドナルドの新キャラクターを考える

ぼくはビッグマックが大好きなのですが、ビッグマックもたぶんぼくのことが大好きです。グイッとつまんだら「早く食べて」と言わんばかりに全身からいろんな汁を出してくる。ぼくは「こんなになるまでじらしてゴメン」と呟きながら頬張る。ぼくとビッグマックは、ポテトやマックシェイクにはやし立てられながら頬を赤らめるのだった…
ということで仕事が終わってからビッグマックと会っていた(注:本当にマックが好きな人は「食べた」とは言わず、「会った」と言います)のですが、トレイに敷いてある紙がいつものバイトちゃん募集の紙ではなくなっていました。「この中で1人だけとセックスできるとしたら誰にしようか…」と思案するのが一興だったのですが、どうやら年末バージョンとして、ドナルドが今年どれだけがんばったかをアピールする紙になっており、まあ、これはこれで悪くない。▼


しかし、やっぱり日本には適さないキャラクターではないでしょうか。この写真の微妙な距離感…どうも子供たちの背中が怯えているように見えます。▼

そもそも、右端の子供の背中に書いてある「ノコギリクワガタ」って何?書けばクワガタが飛んでくるとでも思ったのでしょうか…言霊信仰にもほどがありますよ!まあ、それはともかく、ドナルドが東北の寒村に現れたら、なまはげよりも怖いのではないかと思います。「化学調味料嫌いな子はいねえがー」と言いながらグルタミン酸ナトリウムの白い粉を口に押し込むと、不思議なことに、翌日からマック通いを始めてハッピーエンド…と相成るわけですが、それにしても、キャッチーなタイトルを冠しつつ、なかなか本題に入らないのもいかがなものかと思うので、本題に入ります。ドナルドはいい人だとは思いますが、2007年からは、もうちょっと爽快感のある別のキャラクターを立てていきたいと思います。


トレイMAN
マックの商品は、ことごとくキャラクター化され尽くしていますが、ファイナル・フロンティアと呼ばれているのがこの茶色いトレイ。地味ですが縁の下の力持ちとして、2007年のマックを支えます。


グルタミッキー
グルタミン酸ナトリウムのイメージアップを図ることで、マックのイメージもアップしようという寸法。ミッキーマウスに似たキャラクターが、コカインを吸う要領でストローからグルタミン酸ナトリウムの結晶を吸引しているシーンをCMで流しまくれば、翌日から、マックは不良たちで押すな押すなの大盛況。


後継者がとっても頼もしい面々なので、ドナルドさんも安心して引退できますね!

クリスマスプレゼントにDSを買い与える親の神経を疑いまくる!

先日の朝、会社近くの伊藤妖香堂の前を通りかかったら開店前に初老の男女が長蛇の列。「はっは〜ん…さては、ウーパールーパーの即売会だな!ぼくもほし〜い!生理的食塩水で湿らせたガーゼでくるんでポケットに入れて、いっしょにお散歩するZE!」と思って近寄ると、NintendoDSLiteが限定販売されるという話。ぼくは持っているので、並んでいる人たちの物欲しげな表情をたっぷり観察したのち出社したのですが、そこで「まだ買えてない人がいるらしいヨ!プギャー」と同僚に言ったら、「ココロンもWii買えてないから同じ穴のMUJINA!それはそうと、DSってちょうどクリプレ(筆者注:クリスマスプレゼントの略)に手頃みたいですよ」と返された。

ん?手頃?T-e-g-o-r-o?
本体とソフトで2万とかするのがクリスマスプレゼントに最適とな?


全国の保護者の皆さん、ちょっとそれ間違ってるんじゃないですか?小学生のお子様に2万もするようなクリスマスプレゼントって…びっくりしてキリストも2度目の復活を照れながら果たすんじゃないかと思いますが、ぼくは小学生の時、かなり粘ってスペースディフェンダーを買ってもらったのですが、それでも6980円とかでした。今見たらショボいですが、「5種類ゲームが入っている*1ので、1年に1ゲームずつ遊んでいけば、5年楽しめるから来年はクリスマスプレゼントいらないで!」という、微妙なロジックでお母様を説得したことを覚えております。まあ価格帯として、5000円を超える場合は、これくらいのインチキロジックを振り回しでもしないと手にすることができなかったわけですが、最近の子供は「そこの口の臭いサンタ!DS買って!」と言うだけで、いそいそと朝から妖香堂にスタンディング・イン・ザ・ラインですか。どうなってるんや!そもそも、子供はゲームやっちゃダメです。「ゲーム脳」は妄説であるのはたしかですが、ゲームに熱中する→勉強時間が減る→偏差値が下がる、というのもまた真実。つまり、勉強という名のゲームにいそしむべきです。「難攻不落の台形の面積…待てよ…ここに線を引くと…ああああ!!三角形に分けて計算すれば、台形の面積が求められる!大ボス(=台形)を倒したぞ!」とか言いながら勉強するのがよいのです。


…ここまでくると、誰も読んでいないと推測されますが、「こういうのをクリスマスに贈れば安いし、しかも喜ばれるんじゃないか?」というものを、こっそり教えますので実行してみてください。



ということで、きのこロボです。きのこラインナップは、頭:しいたけ/胴体:まいたけ/左手:しめじ/右手:えのきだけ/脚:エリンギです。小学生はとにかくロボットが大好きで昼も夜もロボットのことばかり考えているので、飛び上がって喜びます。しかもきのこの名前はだいたい覚えられて(松茸は覚えてもしょうがないので除外)頭が良くなるし、コストも1000円かかりません。

ちょっと表情が寂しそうでお子様の不安を誘いますが、今年のクリスマスプレゼントはこれでいきましょう。

*1:ただし、絵柄は全部同じ。ルールが違うだけです。

日本一面白い『姉ちゃんの詩集』を世界一面白くする!

こんにちは。2ちゃんねるで話題になっていた『姉ちゃんの詩集』が書籍化されるらしいですね。心ない一部の人たちの中には、やらせ説を語る者もいますが…そんなこと言うんだったら、我々が生きているという事実そのものも、神の手による「やらせ」だと思いますよ!我々は常に、神の意志のもとで動いているにすぎないちっぽけな存在なのですから!


…と、突然キリスト教的世界観を持ち出すことですべてをウヤムヤにしてしまうところがチャーミングと好評のココロ社ですが、この姉の詩集にはページをめくるたび、指紋がなくなるほど拍手を送りたい気持ちです!(そもそも、指紋ってアップで見るとグロいので、わたしは不要説を唱え中なのです。キレイなものだけ見ていたい!)そういうわけで、今、日本一面白いのは『姉ちゃんの詩集』であると断言するのですが、さらなる飛躍のため、英訳などして、世界進出もしてほしいと思います。以下、「ここをこうすれば、世界一になれるのではないか」という提案をさせていただきますので、ご静聴願います。

まずは『姉ちゃんの詩集』から。

「藤井」
私は藤井が嫌いです
藤井も私が嫌いだそうです
でも告白されました
でもお断りしました
私は本当に藤井が嫌いだったからです
ごめんね、藤井
学校おいでよ


最高ですね…藤井はどんなやつなんでしょうね!ぼくの胸毛だらけの胸がワクワクします!みなさんは胸毛生えてますか?女の人って、一見胸毛生えてないように見えますが、産毛をもうちょっと濃くした短い毛が生えてたりしますよね…それはいいとして、世界的な詩集になるための条件を挙げて、実例を書いておきます。


1.具体的に藤井の嫌いなところを書くべき
詩とはいえ、読者に委ねすぎるのも考えもの。平均的な(=通院歴のない)人間の想像力なんてたかが知れていて、千差万別といいますが、2種類くらいしかないのが実情です。赤飯とおむすびのことしか考えられないのが常人なのです。それを考えると、筆者が「どこが嫌いか」について書いておくべきではないでしょうか。


2.「こういう告白の仕方はイケテナイ」という実例がわかる方が教育上いい
最近、空気の読めない若者が増えているといいます。しかも、「空気読め」というと、「ファシズムだ!」と怒りだす者まで…そもそも、今やファシズムなんてほめ言葉にしかならない(たとえば「ツンと上を向いたバスト…まるでファシズムだ」etc.)はことを知らない時点で空気が読めていない。残念な話です。そういう若者には、ポエムの形式で空気の読み方をレッスンするのがよいのです。


3.「学校おいでよ」は逆にプレッシャーになる
学校に来ない子に、いきなり「学校に行け」というのは拷問に等しいです。プレッシャーをかけないように少しずつハードルを上げて行くのがスムーズです。保健室から始めるのがいいでしょう。


というところで代案です。

藤井の顔

ほくろだらけなのはいいけど
この前近づいたときによく見たら
ほくろの一粒一粒に
乳首のような突起がついていた


あと
クラス一番の巨乳の女を
遠巻きに眺め、岡本に耳打ち


「あいつ、エッチなことを
考えていてるんじゃね?
胸のあたりが濡れてるぜ」


感じても乳首は濡れないんだよ腐れ童貞!


そんな藤井にメールで告白された


キッシンジャーは現代史だから次のテストには出ないよ!
ミジンコの生態は要注意!…あの先生ミジンコ飼ってるらしいし
がんじんって漢字で書けないと×らしいよ
好気性の細菌と嫌気性の細菌があるなんて地球は不思議
き(←過去の助動詞)の活用は「き・し・しか」の三つだなんて物足りないね!


テスト情報を装って実は縦読み、という度胸のなさに
わたしのクリトリスは包皮のさらに奥深くに隠れたわ


もちろん迷惑アドレスリストに直行


藤井


保健室って行ったことあったっけ?
最近の保健室はすごいよ
スーパーカセットビジョンも光速船もある
ゲームにはオツマミが必須だけど
お菓子にはヨックモックに似たやつとかあるよ
ブルボンから出てるやつなので味も悪くない


ヨックモックに似たやつは、安いですが、ヨックモックよりバターが少ない気がします。なのでダイエットにはむしろ偽ヨックモックをオススメします。

『水からの伝言』は真実だった!

みなさんは『水からの伝言』という、素敵な話をご存じですか?学校で教えている先生もいるらしいです。ぼくも詳しくは知らないんですが、要約するとこんな感じです。

水には結晶がある。水にいい言葉をかけるといい結晶ができて、悪い言葉をかけると汚い結晶に変化する。人体のほとんどは水でできている。So人間にいい言葉をかけるとよい子になり、悪い言葉をかけると悪い子になるので、どんどんいい言葉をかけるべき!キィィィ!

「お前は吉本隆明か」とか「基本中の基本、シニフィアンシニフィエの関係の恣意性について知らないなんて…教育大でも履修漏れ?」とか「『ほめると育つ』と、6文字で言えば済む話を、なんでそんなに長々と…」とか「そもそも、水のくせに伝言など生意気。言いたいことは直接言えよ!」などと、さんざんな言われっぷりであるところの『水からの伝言』。しかし、本当にこの話はデタラメなのでしょうか?…ということで、実験好きのための専門サイト、ココロ社が実験をしたのでその結果をお知らせします。



▲こちらはまずそうに見えますが味噌汁です。永谷園の「ゆうげ」を使ってますが、わかりやすくするため、具の部分だけを丁寧にすくって、あらかじめ食べておきます。(「最初から具を入れなければいいじゃないか」という反論は受け付けません!)
そして、きれいな言葉と汚い言葉をそれぞれにかけていき、それぞれ、どんな変化があるか観察します。



▲こちらは、汚い言葉をかけた方です。「美しい国、日本」「ホワイトカラー・エグゼンプション」「女性ブロガーの彼氏日記(ただし、性描写を含むものは別格)」などの言葉を、5分ほどかけ続けました。
すると…「ん?この白黒は何?パンダか何かかな?」と思って、取り出してよく見たら…

▲なんと!悪の枢軸を表す結晶ができていました。
(1)サボテンに水をやりすぎ…植木鉢から水が出るほどかけてしまうと、腐ってしまいます。
(2)「ご苦労様」は、立場が下の人に向かって使います。このケースでは、両方とも同じ立場なので「おつかれさまです」が正解。この人は窓際が近いことでしょう。
(3)お風呂場にタオルをしたまま入るのはもちろんNGですよね。
(4)「お好み焼きにマヨネーズ」は、人間としては最低の行いの一つです。ニセ関西人はマヨネーズつけますよね…




▲こちらはよい言葉をかけた方です。、「体は正直だね…」「こんなに濡れてるよ…」「ぼくのを全部飲んで」などの言葉を、5分ほどかけ続けました。
すると…「ん?この白黒は何?パンダか何かかな?」と思って、取り出してよく見たら…

▲なんと!ハートフルな感動シーンの連続でした。
(1)ボロボロになって川をさかのぼった鮭夫妻の産卵シーンです。泣けますね。
(2)おしべの「風よ吹け!」という願いが通じて神風が吹き、見事受粉しました。めしべの先っぽは、花粉でみだらに汚されていて感涙を誘います。
(3)クラゲのストロビラ幼生から、エフィラ幼生が旅立つ瞬間です。クラゲの赤ちゃんの旅立ち。このまますくすく育ってほしい…「イワシやサンマなどに気をつけて!」と、声援を送りたくなります。
(4)アメーバの分裂シーン。「どっちが子供かわからないけど、とにかく、すくすく育って!」と、思わず祈ってしまいます。

ということで、『水からの伝言』は真実でした!(撮影に使ったお味噌汁は、後でおいしくいただきました!)…ただし、この真実について大学入試の論文試験などで触れてしまうと必ず不合格になるので、大学に入りたい人は気をつけてください!腹立たしいことに、真実に触れすぎると、むしろ世間から、つまはじきにされてしまうのです!